英語のリスニングとスピーキング、難しいのはどっち?

2023年01月24日
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サラリーマンライフ
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自分で滑りながら足元撮ってみたけどよくわからない
ただ今日は大きな気づきを得ました
板の上にどう立つかってことですが
板の真上に乗る感じが掴めた気がしたのです
でもすぐに忘れちゃうかな?

久々に英語で会食をしたけど、単語を忘れていると言うか出てこない。難しい単語どころか簡単な単語すらすっと出てこない。ただその場合は他の言葉で言い換えればいいのでどうにもならないってことはない。一方聞く方はなんとかなるって感じ。英語は使わずにいると話す方が先に落ちるみたいです。もっとも聞く方は英語のニュースとか映画とかドラマとかそれなりに触れているってのはあるからかと思います。さすがにテレビに向かって話しかけたりはしないので。今後英語が元に戻ることはないかもしれないけど別に聴衆を前にプレゼンするわけじゃないし旅行くらいでは困ることないのでまあいいかなって思います。わたしが英語で一番多くの人の前で話したのは、上海で上海市の経済トップををはじめ上海のビジネスマン数百人の前で自社の展望をスピーチした時。15分か20分、原稿なしで話した。だって突然何かお前が話せと言われたから。終わったらすごい拍手されたけどわたしの発音悪い英語を聞き取れた中国人がどれだけいたか?

英語でリスニングとスピーキングはどっちが難しいと聞くと、英語を勉強中の人はほぼ話す方が難しいと答えます。でもビジネス英語の現場では聞く方がずっと大切でかつ難しいのです。これは日本語で考えたらわかることで、こっちの言うこと理解してないくせにぺらぺらと喋る奴とうまくは話せないけどこっちの言うことをちゃんと理解している人間と、どっちが優秀かってことです。なんでこうなるのかと言うと、話す時は聞く方が応援してくれるんです。何を言いたいのか聞き取ろうとしてくれる。だから日本人なんか流暢でなくてもいいんです。それで話す方は話す方で自分でうまく話せないってわかるんで難しいとは感じる。一方聞く方はなんとなくわかった気になってしまうのです。だから話すより簡単に思える。しかしどっこい勘違いしていることが多い。日本語だってまともに聞き取れない人間が多いのです。英語だったらなおさらです。その上で誰も応援してくれない。自分で聞いたのがそのままなんです。勝手に自分で足してしまう人間も多いので英語の会話がどうだったと報告受ける時はその人間の英語力を考えないとミスリードされる。優秀な人間はとくに顧客との会話だったら何度も確認します。Let me get you right. これで逆に相手も安心するんです。ビジネスの現場で話す方が難しいなんて言っているのはまだまだってことだと思います。

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Comments 2

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savers19  

ハルトモさんのプロファイリングという目線で英語を考えると、相場を見る目線に一役買っているのかも、と思いました。
90年代や2000年初頭なんて、youtubeがなかったので、暇つぶしにHBOの繰り返しやる映画をclosed-caption出して見てましたねえ(同じでしょう?)。
「mission impossible」なんて、まるでわからなかった(これは同じじゃないか)。
ただ日本語とはまるで語順の違う(SVOC)言葉を繰り返し入れたり出したりすることで、「逆もまた真なり」みたいな概念が入りやすいのかもしれません。俯瞰視、いろんな価値観を認める、絶対なんて絶対ない、みたいなことに
馴染みやすくする効用があるのではと。そういう意味では、10年近くアメリカで暮らせたことを、私も感謝しないといけません。

2023/01/24 (Tue) 13:11

川口晴朋(ハルトモ)  

Re: タイトルなし

確かに映画というのは英語の勉強に役立ちましたね。






日本市場でももちろん他国でもいろんな国籍の人が売買しているわけですので日本人とは違う考え方に触れた経験のあるなしは案外無駄ではないかもしれませんね。それにしても10年もアメリカで暮らしたんですか?それは凄い。わたしはよく出張はしていましけど海外に住んだことはないです。






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