「休むも相場」の休み方
2023年01月21日

スキーも間間に休みを入れます
わたしは「休むも相場」と言ったら利確してかなりの利益をあげたあとに調子に乗ってすぐに次の勝負と買いにでるんじゃなくて、一呼吸でも二呼吸でもキャッシュホールドで待つことだと思っていて、まあ損切りしてもすぐに取り戻そうと買いに行かないのも同じですが、大事なことは勝負と勝負の間にポジションをホールドしていない状態を入れるってことなんです。できればノーポジくらいが望ましい。含み益の長期保有分は別でもいい。この休むことでポジションから考えない、上がっても下がってもまったく関係ない状態。これを作ることでニュートラルで相場を客観的に見れる体勢を得るってことなんです。ただ休むって意味じゃないのです。阿佐田哲也氏の言う「見」です。相場から離れるんじゃなくて素の状態で観察するんです。
株のことなんかすっかり忘れてしばらく相場から離れるというのはわたしは「休むも相場」だと言わないと思います。それは「一時退場」。人それぞれ株に時間をかける時間は違うのでしょうが、どちらかと言うとポジションがない時の方が忙しいのが健全な状態だと思います。気持ちはのんびりとしますけどね。わたしの場合はポジション持ってしまったらあとは上がるせよ下がるにせよ決めた通りに進めるだけです。勝負の優勝劣敗を決めるのはむしろノーポジの時にあるわけです。それくらい休んでいる状態は大切だってことです。言うなら試合と練習の関係ですね。競輪で一時代を築いた名レーサー滝澤正光氏の名言「練習が仕事、レース(試合)は集金」これは相場にも当てはまると思います。
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