ポジションの状態により人は情報を客観的に受け止められなくなる

2023年01月13日
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株式投資
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マロに業務遮断されているテレワーク中の娘

コロナの始まりあたりでちょっとおかしいなって感じた人ってのはいたはずですが、どういう人でしょうか? これはリーマンショックも同じです。ちょっと前にいろんな兆候がでていました。サブプライムローン危ないぞって。それでひょっとしてなにかあるんじゃないか? て思った人もいたはずです。その一方で大したことないから心配する必要はないとか言っていた人もいます。コロナなら暖かくなればおさまるよとか。この差はどこから来るのか? これはポジションの状態ではっきりと傾向がでます。ポジションが大きい人ほど大した影響はないだろうと考えるのです。含み損を抱えていたら尚更です。売ると言う選択肢がないからたいしたことないと願うしかないわけです。

自分に都合のよい展開を期待するのが人間というわけです。含み益をたっぷりと抱えている人の中に敏感な人もいます。今の儲けを失いたくないからです。いつ売っても良いという状態の人はひょっとして危ないというセンサーが働きやすいと思います。いくらある程度の現金ポジションを保有していてもノーポジでない限り「暴落万歳」とはならないはずですから、大切なことは自分の保有しているポジションを含み益にすることだと思います。別に売らなくてもいいのです。大きな暴落に耐えられる含み益ならそれはそれでおいておいて、客観的に情報を受け止めて備えることができる。含み損は目を曇らせてより大きな損へと結びつく可能性が高いと思います。
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