リゾートマンションの管理費滞納って実際どんな状況?
2023年01月10日


スキー場のコースも全部開いて
快適なスノーシーズン
朝一番から滑って10時にはあがります
温泉に入ってゆっくりとランチをいただきます

と言っても自作のランチ
野菜と具材を鍋で煮るだけです
卵とじします
まだ休日で外は混むので部屋でゆっくりとくつろぐのです
リゾマンの部屋では映画をよく見ています
「老後の資金がありません」をアマゾンで無料でみました
割と面白かったです
「シンウルトラマン」も見ました
いまいちでした
リゾートマンションは管理費滞納がすごく多いんじゃないかってイメージがあると思います。わたしが理事長を勤めている那須のリゾートマンションは100戸以上ありますが滞納者は一軒だけです。滞納に至った事情は把握していて同情の余地はありますが、回収は事務的に進めるだけでまったく心配はしていません。裁判して強制執行して競売すればよいだけです。競売にかけた場合の売値と、延滞遅延金と、弁護士費用を睨んで一番損がない時期に訴えるのです。訴えたら負けることはないです。うちにみたいにマンションの値段がしっかりとつくなら楽です。ただマンションの値段が安くて競売できない場合は、給料や財産から差し押さえます。ずっと督促がされるので時効にもなりません。もともとリゾートマンションというのはゆとりがある人が買うものです。確かに分譲の時よりは値下がりはしていますけど、それでも高級車以上のものをポンと買って維持管理費を払おうという人はみなさん裕福です。ほとんどの人はローンを組みません。
都会のおかしなマンションを無理して買う人より、オーナーの経済力はずっと高いのです。リゾートマンションを持っている人はほぼ100%自宅は持ち家ですから逃げられない。だから管理費はいくら滞納されてもよほどの例外を除けば取れないってことはないのです。管理組合は慌てては動きません。弁護士使って裁判をするのには費用がかかります。また一方で滞納すればするほど滞納遅延金というメチャ高い金利がかかってきます。これは管理規約に書いてありオーナーは重要事項説明で同意しています。弁護士費用も滞納者が支払う規定になっています。もっとも裁判になれば裁判官の判断で満額は認められない場合もありますが、それでも滞納額が200万円で延滞遅延金が100万円とか軽くなります。むしろ管理組合は儲かってしまうくらいです。
ある日突然裁判所から呼び出しがきます。無視するのは自由ですが敗訴になって強制執行して差し押さえられます。100%滞納者は負けます。結局滞納して一番損するのはご本人なんです。滞納は借金と同じです。都市部のマンションは事情が違います。滞納しても競売にかけようと思ってもローンを組んでいる場合はローン会社が先に回収するのです。だから売ってローンを返したらろくに金が残らないで本人が自己破産でもされたら回収できなくなります。ゆとりのない人が無理して買うマイホームの方がよほど危ないのです。リゾートマンションのオーナーが自己破産するってことは那須では聞かないし全国的にもそんな多くはないと思います。なんだかんだと言って貧しい人はリゾマンなんて買わないのです。
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