リスク管理
2014年02月10日
だいぶ前にも書いたのだけど
わたしのリスク管理の中に
政情不安というのがある
日本人は分を重んじるという傾向が強いし
市民としての意識も低いから
フランスのような革命が起きる可能性はたぶんかなり低い
だが、焼き討ちや暴動なら
今後相当の可能性で起きると思っている
歴史を見れば
一向一揆とか
大塩平八郎とか
この日本でちゃんと起きているのだ
暴動の時に狙われるのは
もちろん金持ちとか大企業である
わたしの家の近隣は
閑静な住宅街で駅からも近い
近くに大きな企業もない
暴徒がこの界隈に押し寄せるとしてだ
金持ちの家が危ない
その時にいくらなんでも
別に成城や等々力のような高級住宅街じゃないのだ
端から全部焼き討ちに会うことはないだろう
暴徒もそれほどの規模にはならない
だからこの界隈で目立つ家からやられるということになる
わたしの家から数十メートルのすぐそばに
夫婦で開業医をやっている豪邸がある
家の前にメルセデスとジャガーとレクサスが止まっている
わたしは来たるべき暴動で
まっさきに血祭りに上がるのはその家だろうと思っている
同じく反対側数十メートルのところに
同じく病院の院長が最近家を建てて越してきた
これも前の豪邸ほどではないが
かなり大きい家で
家の前にはシーマ
その隣の家が
おしゃれな洋館風の家で
家の前にはBMW
この二軒が暴徒の次の標的となろう
そうわたしは見ている
ということで
だいたい以上3軒が
この界隈の避雷針だろうな
3軒壊せば、暴徒もだいぶ疲れるだろうし
それなりの略奪もできるだろう
暴徒に襲われた家は
そこでなんと思うだろうか?
まさか、そんなことが起きるとは夢には思わなかった?
もしもやられてそういうなら
甘かったとしか言いようがない
リスク管理というのは
起きはしないと思われることにまで対策するようでないと
万全とは言えないのだ
暴動よりリアルなのが
犯罪である
わたしは長いことマンションに住んでいた
車がBMWとプジョーのオープンカーの二台持ちだったが
マンションの駐車場だ
わたしは外資系大手のマネージャ職で
頻繁に海外出張をしていた
国内出張は数知れない
一戸建てで
亭主は出張で家を空けがち
カミさんと子供だけが家にいて
外車を家の前に並べてある
こんなことをしていたら
襲ってくださいと言っているようなものだ
襲わなくても
泥棒、空き巣は必ず来る
今我が家は戸建となったが
フォルクスワーゲン二台で
それも家の前の駐車場は使わずに
ちょっとだが離れたところに置いてある
ご近所さんくらいしか
乗ってる車は知らないし
それもせいぜいワーゲンだ
ポルシェもメルセデスも
欲しいとは思わないが
一応こういう理屈で
買えない負け惜しみとしているのだ
投資も同じだ
たいてい
思いもしなかったこと起きたと言って
やられる
だが、起きてみれば、やはり甘かったということになる
どんな時でも生き延びる人間はいるのだ
起きそうなことだけ心配していては足りん
起きないことまで心配するくらいでないと
だから
わたしは宝くじで7億円当たっらどうするか
ちゃんと決めてある
iPad AIRを買うのだ
うん?
かみさんに聞いたら
今は宝くじは持ってないって
じゃあ宝くじでも買いに行くか
iPadbAIRが買えるくらい買ってやろうかな
- 関連記事
-
-
経済的自由と精神的自由 2018/10/19
-
お父さんは凄いのだ 2018/11/26
-
時間を売るのと心を売るのと 2018/06/17
-
自信過剰と言われ続けて 2019/10/25
-
質は気分でどうにでもなるが、量は 2018/06/21
-