会社都合退職と自己都合退職の違い
2022年11月25日

リゾマンからの眺め

ホームコースからの眺め
雨上がり、バイト先の同僚と一緒に回りました
那須のリゾートマンションやゴルフコースからの眺めはわたしにとっては日常のわけですが、それでも日常では片付けられないインパクトと言うか清涼感があります。ああこんな景色を見て暮らせるなんでなんて幸せなんだろうと素直に思います。この眺めを得るためにいろいろ試行錯誤したわけです。車中泊三昧から始まって賃貸住まいなど。これは会社勤めをしていたらできません。その前の児童養護施設での奮闘の4年間も当たり前ですが会社を辞めないとできません。つまり自分で会社を辞めて新しいことをするんだという主体性がないとできないわけです。一方で会社から辞めてくれと言われるまで働いていた人たちは会社都合退職です。お金をことを考えると会社が辞めてくれと言われるまでいた方が得です。
早期退職でも会社都合で失業手当はすぐにでるし退職金の割り増しもあるかもしれない。ただ退職の決断は自分でしていない。辞めろと言われるまでいる。まさに会社の都合なんです。そういう人たちを見ていると自分で決断して退職した人とやはり雰囲気が違います。自由を得たと言っても自ら獲得した自由と束縛から解放された自由との差とでも言いましょうか。考え方とか動き方とかやはり違うなって思います。もちろん個人差はありますよ。あくまでも傾向を感じるって話。それとこれは公務員には当てはまらないかもしれないです。擦り切れずに機嫌良く働いているのは公務員が多いでしょう。民間金業の場合はちょっとくたびれたというか擦り切れたと感が定年リタイア族に感じられる気がします。
私の場合は54歳で退職しました。やめてひっそりと暮らすとか倹約して暮らすとか、そんな気はなくやりたいことがあって辞めた。もちろん投資だって辞めたくらいに退いた。わたしから見ると会社を辞めて投資を熱心にやってる人はあれは脱サラしたように見えます。肉体的には会社勤めより楽な仕事かもしれませんが、何もしなくても金に困らないって感じに見えないです。それにけっこうストレスあるかも? 負けたら大変ですもんね。まあわたしみたいリタイアとは意味が違うなって気がします。
それで今わたしは64歳ですが54歳からの10年間は非常に充実しています。会社勤めもやりたい放題でずいぶん楽しかったけど、それ以上に楽しい。たぶんわたしと同世代が65歳まで働いて辞めても、わたしと同じような10年は持てないと思います。金と体力と時間がすべて揃っている10年だったわけです。本当に人が経験できない貴重な10年だったと思いますが、それがまた次の10年へと続けていく準備にもなっている。ますます盛ん。あまり準備もなく会社都合で退職して、ああなんて自由なんだって喜んでるとすぐに年食っちゃうんじゃないでしょうか?
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