ネットにおける誹謗中傷とは何か?
2022年11月16日

よくネットにおける誹謗中傷で逮捕とかいう話題がのぼりますがネットにおける誹謗中傷ってなんでしょうか? 実際誹謗中傷罪という犯罪はありません。複雑な現代社会で国語辞典で誹謗中傷と引けば一件落着ともいきません。結論から言うとネットで悪口が溢れる昨今においては犯罪になるほど酷いのが誹謗中傷です。誹謗中傷というキーワードで検索をしてブログなどを見ると、「根拠のないことや嘘出鱈目を言いふらす」のが誹謗中傷だと思っているブロガーさんがけっこう多いです。辞書的にはそうかもしれませんがこれが根拠のあることなら言って良いと誹謗中傷が蔓延する原因じゃないかって感じます。誹謗中傷をする人というのは事実を語って何が悪いという主張をします。根拠のある主張なら好きに語っても構わないと思っている。ところがこれが犯罪になることもあるわけです。
具体的には侮辱罪と名誉毀損罪ですが、たとえ事実だろうが根拠があろうが言ってはいけないことがあるのです。間抜けだからマヌケと公然と言ってよいのでしょうか? あるいはあいつは病気だと病名を言いふらしていいのでしょうか? 根拠があるかないかで話をするとそこにばかり話が行ってしまいます。そこが第一の判断基準じゃないのです。(もちろん根拠がないのはますますアウトなのは辞書通り)逆に言葉狩りのように誹謗中傷でもないものを誹謗誹謗と騒ぎ立てる輩もいる。少なくともネットで誹謗中傷を語るなら昨今の刑事事件、民事事件の事例などを踏まえて、ちゃんと勉強してから語って欲しいと思いますが、なにせネットというのは思い込みで語る人がまことに多いです。侮辱や名誉毀損の判断は、多くの裁判が起こるくらいだから難しいです。不勉強な人ほどいとも簡単そうに語る傾向はあります。よくお調べになることだと思います。
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