株式投資において「楽」は戒めるべきもの

2022年11月07日
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株式投資
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ここ数年で投機いわゆるマネーゲームをする株初心者が急増していると思います。月に何万円か儲けたいとかこまめな利確をするという考え方は完全に投機でありギャンブルです。値幅を取りに行っている。それを配当狙いと絡める人もいる。投資ではそんなこまめな利確にならない。なぜ初心者に投機がこれだけ流行しているのか? これはよくわからずに自然と投機になっちゃう人がほとんどだと思います。パッと買って上がればお金が入ると思うと売りたくなってしまうのでしょう。売らなきゃ損が実現しないなら売りたくない。ちょっとした利確で数千円でも数万円でも簡単に儲かるってマジックのような気分になる。つまりそれだけ働くよりも楽をしているって気分が自分にもあるんでしょう。わたしなどは一社調べて投資をするのに年単位で時間をかけるのです。

ちょっと調べておもしろそうとか誰から聞いて買うなんてあり得ません。楽している気分なんてないですからそれなりの見返りがないとやれません。つまり楽をしないってことです。これは仏の教えにもあるんです。楽は人を惑わすものと冒されるのを戒めている。お金を払っても払わなくても人から教わろうという了見も楽をしたいってことでしょう。楽は楽しいにも通じます。株(投機)は楽しくやるものだと勝手に決めている人がいます。マネーゲームをしていて楽しいとはどういうことでしょうか? 投機というのはギャンブルなんです。自分が勝てばその分誰かが負けるのです。もちろん逆も多い。それが楽しい?わたしには依存症に見えます。どちらにせよ楽を戒める気分があればおいそれと簡単には取り組めないし、あるいは引き際も見えるものだとわたしは思います。以上あくまでも「投機」の話です。
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