高野山で見かけたとんでもない関西のおばちゃん

2022年11月06日
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日々の雑感ーリタイアライフ
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事件はここで起きた

高野山ではいくつかの主だったポイントは拝観料が必要です。500円のところと1000円のところがあって、1000円のところには入り口に人が立っていてチケットを見せないと入れませんが、500円のところは人がいないで箱だけ置いてあって、そこにチケットか拝観料を直接入れるようになっています。お釣りが必要な人はチケット売り場でチケットを買って入ってくださいと書いてあります。わたしの前にいた大阪弁の50歳くらいのおばちゃんとたぶんそのお父さんが、入館して、そこで拝観料の掲示を見て、「あら、いまお金あらへん、後で払おうね」お父さんにつぶやいてスタスタお父さんを連れて中に入っていったのです。「お金あらへん」てどういうことですか? あらへんなら入れませんぜ。二人で1000円。財布開いて万札しかないならいざ知らず(それでも先にチケット買いに行くのが当たり前)平気で入っていく。たぶん誰も聞いていないと思ったのでしょうが、ところがお堂の中はシンとして特にその時は声が通って遠くまで聞こえたのです。けっこうな人たちに聞こえた。

ということで誰だってこのおばさん本当に払うかなって気になりますよね。それで順路通り拝観を終えて出口に来ました。まっすぐ20メートルほど行けば左手にチケット売り場があります。わたしが気になってそのおばさんを見ていたら他にも気になって見ている人たちが数人いるんです。同じく聞こえたんです。おばちゃんはお父さんを連れてまっすぐ歩いて行き、左のチケット売り場、、、には向かわず何事もなかったようにそのまま通りにでて行きました。そこで見ていたもの同士、目をあわせるでもなく言葉をかわすわけでもなく、でも確かに気持ちの交流はありましたね。やっぱりなと。きっとバチがあたるぜと。そのおばちゃんもそれだけの人が見ているとは思わなかったでしょう。いまだって思っていない。きっとバチが当たってもバチだと思わない。自分はなんてついてないんだと思うだけ。世の中の因果はこうやって回っていくのかなて一幕でした。


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