株ネットで気になる言葉遣い

2022年10月16日
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株式投資
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いろんな人がブログとかTwitterで投資について発信をしているのですけど、その中にかなり多くの「何々すべきです」「何何すべきではありません」「何何してはいけません」「今売ってはいけない」「今買うべきではない」という断定的な発信の仕方をする人たちがいます。多少腕に覚えもあるか自信もあるのでしょう。だから他人に対して教えたい(人の役に立ちたい、参考にして欲しい)という心情が見え隠れするように感じます。中にはたとえば自分の金儲けとか何か意図があって使っている人もいそうです。発信者が自信満々で発する背景に匿名というのもあるのでしょうか? 言い放しで済むと思っているのかもしれません。普通に考えれば匿名の1ブロガーなら、自分はそうしているとか自分はそう思うと言えば良いことじゃないでしょうか? わたしは投資において人に向かってなにかを強制するような言葉遣いは好みません。

なぜこんなことを言うのかと言うと、多くの初心者とか新たに株ネットに参入してきた人たちは、断定的に強く語る人の言葉の方を信じて自分の投資行動を決めて、断定しない人間の言葉は曖昧で頼りなく感じる傾向があると思われるからです。ただ株の世界は何が正解か断定できるものではありません。わたし自身今でこそ、わたしの投資法は誤りだとかは言われませんが、15年前などけっこう「あなた間違ってますよ」ってコメントをいただいたのです。集中投資でフルポジしていたからです。それも投資の本を一冊も読んでいないで。せめて投資の基本を勉強してからやりなさいって言われたものです。余力を持って分散しなさいと。ただ一般論はそうでも勝負の世界は常に一般論では勝ち組になれません。皮肉なことにそういうアドバイスをしてくれた人はなんとかショックで消えていきました。ただ人が何を言おうが自分を貫けるわたしみたいな人って多くないです。多くの人が株ネットの断定的な言葉遣いに翻弄されているのを見ると、なんだかなあーって気はします。


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