「まず生き残れ、儲けるのはそれからだ。」の本当の意味
2022年09月26日
この言葉はソロス氏がそこらの株の初心者にアドバイスをしたわけではないと思います。たぶんこの言葉は自分とか同業者、有能を自負するプロへの戒めでしょう。わたしもぐっと小ぶりながら同じ戒めを持って投資家人生を歩んできました。わたしが尊敬する三原氏は喝破します。「競輪という危ない世界に来てそれなりのリターンがなければやる意味はない。」とも。この言葉とソロス氏の言葉が矛盾して聞こえるのであれば、まだ勝負師根性が身についていないのです。儲けるのに全力を尽くすために来た上で、そこで常に生き残りを忘れるな、生き残るならいくらでも儲かるだろうって言っているのです。たいして儲ける力量もない投資家が漫然と生き残ればいいのさと言っているのとレベルが違うのです。生き残ればいつか良いこともあるさなんて言うエセ上級者もいますが、株てのは向いていない人のほうが多いのです。ダラダラ続けるくらいならやらないほうが良いって人は当然多いはずなのです。
はじめまして、ソロス氏のこの有名な言葉は「有能な投資家への戒め」であって、無能な投資家がただ生き残ればいいと目的化するのを肯定するものではないと思います。投資は儲けるためにやるものという当然の話が前提にあると思います。 https://t.co/xWJ7s3YFFI
— 川口晴朋(ハルトモ) (@harutomo6677) September 25, 2022
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