お年寄りは株について無知だというのは思い込みかも
2022年09月16日

ようやく涼しげな秋風が吹く
さいたまのホームコース
妻は絶好調でバーディやなにやら
結婚して初めてハーフで負けました
ラウンドでも同スコア
80台で回る妻がいて飽きさせません

最近貯蓄から投資って話がありますけど、わたしが大学生の時は学生でも株式投資に興味を持っていて実際株の売買をしている友人もいました。社会人になってもランチの時に普通に株式投資とか不動産投資の話を先輩がするのを聞いていました。1990年以降バブル崩壊後に社会に出ている人たちは知らない方も多いかもしれませんが、わたしが若い頃は株式投資は今よりずっとさかんだったんです。バブルの時は猫も杓子も株だったんです。実際アベノミクスどころじゃない株の上がり方をしていた。その株価が日経平均で数分の一にまで下落したのがバブル崩壊です。今で言うと日経平均が5000円になるような下落をお年寄りは経験してきているのです。そういう年寄りは貯蓄だけして株式投資に関心がなく株なんかわかってないから誘導すれば株を始めるだろうと、そう簡単に思うならそれは年寄りをわかってないんじゃないでしょうか?
昔の人はずいぶんと株をやったんです。養母のシゲちゃんだっていろんな株を持っていたし、今でも妻のおかあさんでさえはいくつか株を保有しています。それでこの日本で実際金を持っているのは65歳以上の老齢者でしょう。バブル崩壊を経験してきたその老齢者が別にお金に困ってもいないのにリスクをとって投資する動機ってなんですか? なんでパソコン買ってNISAだイデコだと面倒な手続き始めなきゃいけないのでしょうか? たぶん高齢者が久々に株を始めたら最初に税率に驚くと思います。株の売却益はほとんど税金がかからない時代を生きてきた人たちなんです。わたしでさえ大学の財政学の講義でキャピタルゲインは非課税、課税すれば二重課税になると教わったんです。キャピタルゲインに重く課税されるようになったのは1989年以降です。わたし自身についていうと20%も税金払うなら、売って買い戻すってリスクを取る気になかなかならないです。売った瞬間目減りしちゃうんだから。株ってのは怖いもんだギャンブルと一緒だって言う人にはそれなりの経験があるってことです。
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