銀座のクラブってどんなとこ?

2022年09月04日
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サラリーマンライフ
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渋谷は人が多かったです

一生に一度くらい銀座のクラブに足を運んでみたいという人はいるんでしょうか? 普通にお酒飲んでj女性と話すだけです。ただ銀座のクラブでオーナーママを張るような女性というのはそれは普通に暮らしていたら会えないような女性です。オーナーママの迫力はたいしたもので、いわゆる企業経営者です。それで銀座というのはそれなりの規模の商談・接待の場ですから使う方からするとママと一緒に戦うという戦友みたいになっていきます。接待を成功させて商売を伸ばせばまた接待へと回っていくわけです。わたしが銀座でよく使っていた店はオーナーママが渋谷に店を持っている頃からつきあいで満を辞して銀座に進出して、同時期にわたしも大型商談を次々と手がけて出世の階段を駆け登ったので一緒にのしあがったというわけです。

今でも彼女は元気にやってるかしら?ちなみに銀座ではお金を払うポジションになるとけっこう面白いです。わたしなんかは所詮接待族で使うのは会社の金ですけどね。一番上級の客は銀座の旦那衆ってことです。もっとも彼らも結局は経費で落とすんです。わたしは数回は自腹で飲んだけど座って話して数万円じゃ楽しめないです。ただで飲むから楽しいのが銀座です。でもそれは接待される方の話。わたしは基本銀座ではウーロン茶を飲んでいました。一軒目は普通に飲みます。でないと不自然だから。でも銀座ではお客はわたしのことなんか気にしてませんから飲む必要ないのです。こっちは数十億から100億200億の接待してんです。必要とあれば次の店からお土産やら帰りの車やらお客のノリに合わせて臨機応変司令塔みたいなもんです。酒なんか飲んでられません。まあそれがけっこう面白いのです。会社ではこんなこと知らない連中は会社の金で遊んでいるとしか思わなかったけど、わたしが売上を伸ばすほどに黙りました。できるもんならあんたがやってみなってなもんでした。

銀座で働く女性というのはだいたい2種類に大別できると思います。多いのはアルバイトです。ビジネス客あいてのましな店は女子大生が多いです。一応新聞も読んでいるし社会で活躍しているような人たちの会話を聞いていますのでそれなりに語彙は持ってます。聞いてキャキャキャ言うような子はいません。もちろん銀座と言ってもいろいろです。高級キャバクラみたいな店もありました。もう一種類はまさに夜の蝶ととして生きていこうという女性たちでこれは学歴関係ないですがよく勉強しています。特にお酒とかグルメの知識などかなりのものです。そのオーナーママは人形町で蕎麦屋も営んでましたからね。

そういう子はチーママとかからいずれは自分の店を持とうと夢見る上昇志向の強い女性です。こういう女性たちの話の方がおもしろかったですね。それとのしあがるのしあがらない別に長いこと夜の世界にいる女性というのは話していて飽きない。同じこと何度も書きますけど、銀座のママは男を見抜くのが仕事です。その男を見抜くプロが言うのです。「誰が出世するかはわからない」とただ「出世しない人はすぐにわかる」ってことです。株のブログに似てます。勝ち組に誰がなるかはわからない、でもなれない人間はすぐにわかります。だいたい世の中そんなもんじゃないでしょうか? 会社でもそうでした。そう言えば講談の師匠も似たようなこと言ってました。ものにならない人間はわかるから早めに辞めろと言ってあげるそうです。それが結局親切だと。いろいろ思い出しましたが、まあもう二度と銀座に行くことはないと思います。情熱と煩悩に取り憑かれた強欲なる人々の桃源郷とでも言いましょうか。半分仙人になりかけた人間が行くところじゃありません。仙人も遠いけど。
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