弁護士を使う判断基準は個人と組織ではだいぶ違う
2022年08月31日

マンション管理組合にとってのある案件ですが、わたし自身は弁護士を使うことに慎重な姿勢でしたが、持ち回り理事会で意見を集めると断固たる措置を取るべきという意見も出て、結局理事長判断で弁護士に委任して事を進めることにしました。まずは訴訟が想定される相手先の確定が課題になるようです。確定後に訴訟手続きです。弁護士を使うというのは個人ではなかなか敷居が高いと思います。1番の理由はコストです。まずは手始めに着手金で11万円。早速振り込みました。これは手始めで今後費用は嵩みます。
コストをかけて相手を訴えても弁護士費用以上に取れるものが十分なければ費用倒れになります。しかしこれが組織だと別の論理が出てきます。断固たる措置を取ることで、局面的にはコストに見合わなくても今後のトラブルの芽を摘むという効果です。相手に懲りさせるという効果もあります。当管理組合は潤沢なキャッシュを持っていますので損だ得ではなくこういう判断ができるわけです。それにしても相手は個人。やはり組織は怖いなって思います。
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