賢者は文脈に応じ愚者は言葉に応ずる
2022年08月27日
最近昼食はヘルシーソーメンが多いです
わたしはこのブログでわりと過激な言葉遣いをします。その言葉を聞いただけで、わたしが何を言っているのかの理解どころか拒否反応で思考停止してしまう人もいるかもしれません。言葉には発言者の意図が乗りますが、発言者の意図を汲み取ろうとせずに自分の固定観念で相手を決めつける人たちです。今のわたしは自由人ですからわざわざそういう頭の固い人たちの理解を得ようとは思いませんが、でも実社会で現役で働いていたらそうは開き直っておられません。みなさんは、自分がある言葉を発した時に、その一言を執拗に取らえられて、自分が言わんとすることを曲解されたという経験はありませんか? 他者の発言の脈略を理解できず、ただただただある言葉に反応する人たちというのは一定数います。
そういう人たちとのコミュニケーションではたった一言がすべてを破壊します。自分はそんなこと言ってないのにと言っても手遅れです。中にはこんな酷いことを言われたと誇張する人もいます。そういう人ともコミュニケーションをとらねばならない立場にあるなら、その人をあらかじめ見抜き慎重に言葉を選ばねばなりません。その人が過激に反応すると思われる言葉を避けるのです。そういう努力をしないで、理解できない相手を蔑むのは簡単ですが下手すれば恨みも買います。一番よくないのは理解できない相手を馬鹿扱いすることです。頭が良いからと言って別に偉いわけではありません。そのおつむだって所詮親からもらったものです。だからこそ賢い人が譲るべきなのです。いかようにも対応できるからです。会社などの組織では相手に通じるような言葉づかいをするのが賢者の対応なのです。
もしもそういう人を見つけたら、その人に対して使ってはいけない言葉リストを作りましょう。例えば勝ち組負け組など私の経験ではあります。競合会社との競争を制し業界の勝ち組なろうと誰かが言ったら、わたしは勝ち組負け組なんて言い方は嫌いです。競合会社の人も頑張っているのにそういう分け方は好きじゃありません、とか拒否反応を示されたのです。別に人生の勝ち組とか言ってるわけではありません。ただ競合に勝つか勝たないかだけの話です。でもその人には通じない。その人には使ってはいけないNGワードだったということです。もちろん言っている意味が理解できないほうに問題は大きいのですがだからとわざわざ反感を買うこともないわけです。ブログを書いていてわたしの言葉に自分の固定観念で反応する人はいます。株で勝っている人が株の勝ち組だって言ってるだけなのに、なにか人格まで否定されたと気色ばむ人もいます。別に気にしていません。今のわたしはもうそんなものはどうでもいいです。わからない人間は放っておけばいいのが自由人の特権ですね。
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