「貯蓄から投資へ」投資初心者の増加で変わること変わらないこと
2022年08月27日



岩槻の人形博物館に妻とお義母さんと
すべて江戸時代の作
日本の人形文化は五節句が定められた江戸時代に花開いたんですね
さいたまの地場産業とも言える人形、勉強になりました

もうひとつの目的
結構手が混んでいるワンプレートランチ

ヨーロッパ野菜たっぷりカレー
ナイフとフォークで素揚げ野菜をカットしながらいただきます
ヘルシーランチでしたが
意外とボリュームも多くお腹いっぱいでした
この数年の市況の良さもあって投資に進出してくる人は増えているという実感があります。総じて軽い気持ちで「ひとつ始めてみるか」という人たちが多い気がします。加えて政府も後押しして「貯蓄から投資へ」と謳い出しています。投資は決して危なくないといかにも言わんげ。投資初心者の参入は今後も増えるんじゃないでしょうか? ただ個人投資家の勝率が上がるという根拠はどこにもありません。たぶん安易に始める分だけ今後個人投資家の力量は総じて下がっていくでしょう。なんにせよ個人投資家の裾野が広がれば、それに群がりなにかしら儲けようととする連中も増えるのは当然です。証券業界はてぐすね引いて待ち構えているでしょうし、投資の本を書く評論家もセミナーやメルマガで株を教える先生も増えるでしょう。個人投資家が増えればそれをビジネスチャンスにしようとする連中も当然増えるわけです。そして当然その質も下がるでしょう。
今でも株の先生の質は十分低いと思いますがさらに下がる。生徒の質が下がるのですから自然の成り行きです。株ブログなどを見ていても、この程度で人に教えるか?という自称ベテランとか上級者が多少の経験を盾に投資初心者を指導している姿が増えていると感じます。見分けのつかない初心者は有り難がりますがかなり程度の低い指導です。ついでに小遣い稼ぎをしようと有料で教える人も増えている。これから投資に取り組む人にわたしから言えることは「なるべく誰かのビジネスチャンスにならない」が賢い投資家のベンチマークになるだろうということです。親切げに儲けさせますと近づいてくる人間は自分が儲けたいのですから鵜呑みにしたり振り回されないことです。早く手軽に儲けたいという気持ちを抑えてよく勉強してさらに投資家としての心構えを磨くことです。株で勝てる人間と負ける人間がいて勝つ方が少ないという構図は変わらないでしょう。つまり「株式投資の本質は投資家同士の競争である」これも変わらないと思います。
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