投資家としての標高の差
2022年08月24日

現物投資家の話です。たとえ含み損でも配当をもらいながらのんびりと待っていればいつかプラ転するさという考えかたがあります。一方で保有銘柄に含み益を並べながら同じく配当をもらい続ける人がいます。同じ配当を貰いながらこの両者は何が違うのでしょうか?住んでいる場所のハザードマップをイメージするとわかりやすい。含み損を抱える人は、津波とか川の氾濫とか災害に弱いのです。でもお金がないから引っ越すこともできない。危ないところに住み続けるしか選択肢がない。それが含み損を抱え続ける投資家のイメージです。わたしの友人でも最高で20年塩漬けした例があります。(結局20年後に損切り。無配転落)選択肢がない割に絶対ハッピーエンドになる保証はどこにもないのです。
一方で含み益投資家は、いざという時にも致命的な打撃を避けられます。余裕があるのです。何が起きるかわからないからこそ、なるべく安全な場所に住む。そして何よりも素晴らしい点は選択肢があるということです。より有利かつ安全な場所があれば移動する自由がある。結果より大きな儲けを手にする可能性も高まる。投資家としての自分のポジショニングを意識することは大切です。勝ち組に入ろうと思えば100人中10番というレベルにいないといけない。大きな利益を手にしようとすれば100人どころか1000人に一人とかにならないといけない。それは全部レベルの順に上から並んでいるってことです。ポジションが高いほど穏やかな心持ち=幸福感が高まります。何かを心配したり畏れて暮らす必要がないない。良いことばかりですね。
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