成長というより変化を見る
2022年08月19日
似たような朝食ですが変化あります
変化を先取りすると言う時に人の見る目を先取りするという考え方もあります。例えば企業が濡れ衣で評判を下げて株価が暴落するというケース。これは事態の推移の中で濡れ衣が晴れて株価が復活するわけで、企業は変わってないけど企業を見る目が変わっていることで株価が動く。わたしはこれも何度か経験しています。昔すごい円高で輸出企業が売られた時があって、一見輸出企業と見られているけど実は輸入をうまく織り込んで為替がヘッジできている企業があってこれも一緒に売られた。で決算が出ると全然悪くないので株価上昇。わかっている人にとってはサプライズでもなんでもない。みなさんご存知でないだけ。こういうのは結構美味しい変化で、トヨタのブレーキスキャンダルなんかも美味しかったです。トヨタ危ないんじゃないか?なんておわかりでない人が言っていた時代もあるんです。
ずっと成長していく企業でなくても常に企業は変化しています。例えば慢性的な低利益体質から高利益体質への転換とか。市場内でのポジショニングを変更して顧客層を絞り込むとか。当然株価にも影響しています。こういう変化はよく見ていれば人より先に気づけるわけです。立派な投資だと思います。 https://t.co/KAeLJkyRJg
— 川口晴朋(ハルトモ) (@harutomo6677) August 18, 2022
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