弁護士に相談する時に注意すべき点
2022年08月16日
わたしが理事長を務めるリゾートマンションの管理費滞納は一件のみ。実は滞納者に当事者能力がなくなっておりその経緯に同情すべき事由があって強行措置がのびのびになっていましたが、滞納額も膨らんだので理事会で合意の上、訴訟手続に入ることにしました。勝訴判決を得て競売にかけて強制執行という流れを見ています。正直残念な気はします。せっかくこのご時世で価格が高騰するような良物件を持っているのですから使わないなら自分たちで売却すれば良いだけの話なのです。競売になれば取り分はぐんと減ることになるでしょう。こうなった原因は滞納者の身内が怠慢だからです。無知無能による怠慢と言えるかと思います。わたしは以前調停の経験もあってその時は弁護士にも相談しましたし、その他いろんな問題で弁護士と話す機会があるんですけど、基本法律相談というのは決められた時間で行われるわけです。30分とか。
そうすると何も事情を知らない弁護士に一刻も早く理解させたいという気持ちになります。加えて弁護士というのはたいてい早口です。相手が早口でこっちも急ぐので余計早口になります。これはあまり良いことではないというのがわたしの経験です。言いたいことを忘れる。弁護士と話す時はいつもよりゆっくりという気分でちょうど良いと思います。その上で自分が何を求めているかを明確にすることです。弁護士はそれを知りたいのです。トラブル相手の態度が悪いとか言葉遣いが気に食わないとか感情的な部分は弁護士は興味ありませんし相談すべきものではないです。弁護士に共感してもらいたいという気持ちも意味がありません。自分が何をしたいのかどうすればその言い分が通るのか? それも法的に。ここに絞って相談するのが良いというのがわたしが経験して感じていることです。そうすると問題は絞られて30分あれば大抵のことは理解できるように思います。
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