わたしが「下手くそは株をやるな」と言う理由
2022年08月06日

国道沿いの道の駅の野菜って安くて新鮮です
那須はスーパーでも
地元野菜のコーナーがありますけど
そっちより安い

宇都宮といえば餃子ですが
我が家がよく買うのはこれも
国道近くに店があります
通販で贈ったりもしてます

野菜と一緒に水餃子に
たくさん野菜が摂れます
味付けは鶏ガラスープで軽くつけて
後は食べる時にポン酢とかラー油とか自分で整える
これは黒磯の餃子屋さんの真似ですが
簡単で美味しいです
焼き餃子は素人だと出来不出来もありますが
水餃子は失敗がないのがいいです
わたしはずっと「下手くそは株なんかやるな」と言い続けています。この言葉だけ読めばツッコミたくなる部分はあることはわかっています。例えば誰でも最初は初心者=下手くそ、だろうとか。それはその通りですが、仮にこれが競輪競馬だったらいかがでしょうか? 下手くそどころか誰でもやめとけでしょ。何を言いたいかと言うと、ネットで見かける多くの個人投資家は実は投資ではなく投機をしているのです。株で小遣い稼ぎたいとか、株で日銭を稼ぎたいとか、株価が10%20%上がったら利確とか、全部投機です。投機ということはマネーゲームですから本質的にはギャンブルです。ただ企業を通じたマネーゲームなのでやっている本人が投資と投機の区別がついていないんだと思います。つまり初心者=下手くそが、投資のつもりで投機なんか、やめておけとわたしは言っているだけなのです。
株価というのは毎日変動しています。人気でいくらでも変わる。1日で変わる、数日数週間でも変わる。でも企業の実態なんてそんな短いサイクルで変わるわけがない。数ヶ月でもほとんど変わらない。だから数ヶ月以下のサイクルで10%とか20%の価格変動で売買するのは全部投機なんです。別に投機をするななんて言いません。わたしもやります。ただ投資と投機の区別もつかないでやるのはいかんということです。わたしの場合は企業研究から始めて最初に株を買うのに3年ほどかかりました。それで投資を始めたわけですが、ずっと値動きをまるで海に寄せる波のように見続けて結果、3年後に始めて投機のチャンスが見えました。そこで最初の投機を行った。株を始めようかと研究し始めてすでに6年経っていたのです。ただわたしの場合は今でも投機はメインではありません。投資の中で投機のチャンスが見えた時だけです。
わたしが考えるに投機から入って投資ででるというのはあり得ません。例えば株を買った、はやく上がってほしいな、20%上がったら売ろう、、これは投機です。ところが豈図らんや株価は下落した、塩漬けして長期保有だ。配当貰おう。これは出口が投機でなく投資に変わっていますが、苦し紛れのあとづけの投資です。長期に耐えると言いながらプラ転したらたちまちいつ売ろうか?となります。ただこれを推奨する評論家とか先生は多いです。銘柄を紹介する、上がれば売ったで儲かった、凄いでしょと胸を張る。下がったら塩漬け推奨、含み損に耐えるのが株式投資と素人考え丸出しの蘊蓄をする。この方が楽なのです。ある程度の経験を積めば、まともそうな会社を理屈をつけて紹介することなんか、誰でもできるようになります。後は上がるか下がるかどっちかです。どっちに転んでも言うことは決まっているのです。利確OR含み損に耐える。そんなばかなです。わたしにとって株ってのは含み益に込み上げる笑いを耐える(堪える)ものです。
さて逆向きの投資から入って投機で出る。これはありでしょうか? わたしはこれを何度かやってきていますが、成功と失敗と半々て感じです。ただ失敗と言っても相当の利確にはなります。失敗というのは例えば日信工業、投資のつもりで買い下がっていった、ところが40%も瞬間的に吹いたので一旦売って、買い戻そうと目論んだ。ところがそのまま株価は上がっていってしまった。大きく儲けるつもりだったのに小銭で終わり。失敗です。うまく行ったのはトヨタとボッシュ、うまく買い戻せたから。ということでわたしの場合は投資で買って、売るときは投資も投機もありです。つまり投資を基本スタイルとして身につけることが大切で初心者は優良企業の株を一度買って配当貰いながら最低3年株価を追ってみればいいのです。そうすると見えてくるものがあるかもってわたしは思います。
- 関連記事
-
-
ランダムウォーク理論は正しいのか? 2021/04/28
-
相場のお手本の見つけ方を考えてみた 2019/09/06
-
株増税は誰のため? 2022/01/21
-
那須は宿泊施設が壊滅的 2021/01/07
-
才能と努力 2016/08/21
-