短期的な為替の動きに振り回されない
2022年08月03日

滝ってのは眺めていて気分がいいですね
涼しいところでなら最高です
多少の売買はしても構いませんが、極端に比率を変えることはしない。外貨で魅力的な商品が出たら持っている外貨から買う。外貨の商品を売ったら通貨は外貨のままキャッシュにする。今のわたしが持つ外貨はリーマンショックの後80円台で仕入れた米ドルと50円台で仕入れた豪ドルです。一昨年ドル建ての株を買いましたがそれは日本円から買いました。一ドル100円ほどの時でしたが、長期的に円安という判断をしていたからです。将来株は売る可能性はありますがその時は円に替えずにドルのまま持っておけばいつでも為替リスクなしにドル建ての何かを買えるわけです。
10年ほど前からここで書いてますが、デフレの時代のうちにゆとりを持ってインフレに備えると外貨と不動産を買ってきたわけです。どちらも正解でしたが、短期的な為替の先行きなんてわかりっこないのですから、今買っておけばそんな損はないなって時に仕入れて、いくら利益が出ていようが簡単には手放さないことです。最近外貨建て債券の金利が上がっていますので証券会社からの売り込み電話が多いです。三菱UFJの社債が年利で5%近い。営業マンは言います。多少為替のリスクはあってもこれだけの利回りがつくので買っておいて損はないんではと。長期的には円安かと思います、と。
もっともそうな言い分に聞こえますが、しょせん売りたいからのセールストークです。外貨なんてポートフォリオ管理の視点で言えばとっくに持っておくべきものなんです。ここで慌てて円から買う気はわたしは起きません。投資上手はすでに持っているドルで買うのです。米国株を売って乗り換えるならありかなとも思ったのですが、今回は見送っておきました。株も配当がけっこうでるから。車のコーナリング。じっくりとハンドルを当てていく、その時に4輪のグリップを感じないといけません。これと同じで投資では急のつく動きはよほど待ち構えていたものでない限りNGです。でも急でやらなきゃいけない時もある。投資は臨機応変変幻自在ですね。
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