失敗してもいいんだ、という考えは甘い

2022年07月28日
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株式投資
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一流ホテルを尻目に向かう宿は
いわゆるガストホフ
料理主体のペンションです
なかなかいい雰囲気のダイニングでした
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舌鮃のムニエル
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牛ヒレステーキ
これ以外にスープやデザートも出て十分なボリュームでした
県民割でお得なステイでした
やはり値段が相応だと気持ちが落ち着くってのは正直あるんです
どんなに美味しくても
あまりに高いと楽しめないの
夕食後はすぐに部屋に戻らずこのダイニングでPC開いて
調べ物をしたりブログを書いたりしていました

株式投資は苦労して失敗を積み重ねてだんだんと上手くなるもんだ。最初に勝つと慢心するから最初は勝たない方が良い。とかワケ知り顔で言われるベテラン投資家がけっこういます。そういう発言を聞くとうまくいってない初心者は励まされる。そうか誰でも失敗を積み重ねて上手くなるんだから、、失敗してもいいんだって、自分的には例えば含み損とか塩漬けを前向きに捉えることができる。あせることはない。いつか自分も勝ち組になれるさ。まあこういう思考回路では自分に甘くなるだけです。

失敗していいなんて気持ちでやったら余計負けますよ。失敗したくないって強く思ってそれでも失敗して自分を全否定するくらいの挫折を味わってそこからどう立ち上がるかて言うならまだわかりますけど。失敗しながらその度にだんだん上手くなるってないでしょう。どこかで大きな変化点、コペルニクス的転回があって投資家として脱皮するってのがわたしの実感に合います。逆に言うと脱皮できない人間はいつまでも同じことの繰り返し、失敗するたびにいい勉強になったって勉強ばかりしている。

失敗から学ぶものがないとは言ってないです。失敗を許容するような甘い立ち位置では失敗から学べないって言っているのです。逆にちょっと成功したら人間は慢心すると決めつけるのも甘いと思います。慢心しない人間は慢心しません。最初に勝った人は後からきっと酷い負け方をするなんてのは思い込みで、金持ちだから幸せとは限らないなんて言葉と似たようなもんって気がします。必勝を期して取り組む。それでも負ける?なぜだろう?わからない? 徹底的に自分を見直して改善策を講じる。このプロセスの真剣度を高めていく。失敗してもいいのさという安易さからは質の高い反省は得られないってわたしは思うのです。
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Comments 2

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無言の愛読者  

いつもより

今回の記事はいつもよりぐっと深い視点を書かれていますね。
ちょっとびっくりしました。

2022/07/31 (Sun) 10:21

川口晴朋(ハルトモ)  

Re: いつもより

そうですかね? 気分で書いてますので。

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