なぜ古い友人を失ってしまうのか?
2022年07月15日
ネットでは見せかけの親しみ感ある交流が簡単にできますけど、わたしは嘘くさくて安易には溶け込めません。わたしはネット歴が長いですからネットを通じて知り合って何回も会っている古い友人もいますけど、良く知りもしないのに調子良く合わせる軽挙妄動な振る舞いなどない方ばかりです。友人というのはある程度慎重に選びたいと思うような人でないとわたしは合わないんだと思います。そうやってネットで交流している人たちの発信を見ていると、リアルでの友人付き合いがあまりないなどとと言う発信も散見されて結局友達がいないからネットの交流に癒しを求めているのかなって思わざるを得ない人もいます。歳を食ってリアルの友達がいないということはその人の人生がそういう人生だということになりますがそれが自分が生きてきた結果ということでしょう。
あくまでもわたしの持論ですが、そんなにたくさんの人に気に入られる必要はないから、その時々で一生付き合える友人を得てそしてその付き合いを大切に生きていくことだと思います。中学の同級生は250人、高校の同級生は350人、大学はよくわかりませんが、その何百人かとある程度無難につきあっても卒業後に縁が切れてしまえばなんだかなーといういうわけで、むしろ2−3人でもいいから一生付き合える友を得る。100人中1人でいいのですからできないってことはないんだと思います。そこで大切なのは自分を曝け出して嫌われることを恐れないことです。付き合っていくうちに段々ボロを出すんじゃなくて悪い部分を最初にさらけ出す。その上でもわたしの良い点に着目してくれる人と長い付き合いが続くというわけです。手短に言ってしまえば、大切な人を大切にする、大切に思ってくれる人を大切にするってことです。
古い友人を失ってしまった人の話を聞くと、その原因の根底にあるのは心のゆとりのなさだと感じます。40代50代とかなり難しい時代で友人と疎遠になっていく人が多いようです。自分にゆとりがないから他人のことなど気づかうことができない。相手も似たようなものなら疎遠が加速します。そうやって空白の10年20年が続くと、それぞれの環境も様々で案外大きな差が出ていれば、いまさらやあやあとはなりづらい。わたしは古い友人と比べるとかなり裕福な暮らしをしていますけど、旧友はわたしを祝福こそすれ妬んだり避ける人もいません。それは最初から自分を出してそして率直な付き合いを長く続けてきたからだと思います。わたしはわたしのことを理解してくれる友達はそんなにいませんからそれだけに大切にしたいという気持ちが強いです。結果つきあいをケアしますし相手もケアしてくれます。それで長いつきあいが続くんだと思います。新しい友達も古い友達も大切ですね。まあみんないずれは古くなります。
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