慌てて騒ぎ立てない
2022年07月09日
痛ましい事件が起きたわけですがまずはご家族の悲しみにも思いをめぐらし故人のご冥福をお祈りさせていただきたいと思います。このことを持って、言論の自由が脅かされているとか、民主主義の根本に対する挑戦だとか、現代の世情を象徴した出来事だとか、ネットで安易に人の悪口を書く人間が犯罪を煽って起きた事件だとか、息咳きったように慌てて騒ぎ立てる発信者がまことに多いわけです。南米で麻薬撲滅を推進する政治家を後から後から殺してしまう事件が起きているとか聞きますが、確かにそうなればそれは社会問題として考えなければならないとは思いますし、事件の背景が明らかになっていけば、例えば実は背後に組織があったとかなら、やはり社会全体として考えないといけませんが、この事件が起きた当日翌日に、事件を恣意的かつ象徴的に捉えて普段の自分の考えとシンクロさせるのは、ちょっと騒ぎ立てかたが極端かつ早すぎませんか? まさか人より先に何かまともなことを言いたいたいとかいう自己顕示じゃないですよね?なんて邪推もしたくなるような人も散見されます。同調してリツイートかリブログとかばんばかされているけど、その数の多さを見るとそれこそ時代を象徴しているようにわたしには見えてしまいます。
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