個人投資家にとって時間は味方か?

2022年06月27日
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株式投資
個人投資家の場合は塩漬けにして待てばまたいつか上がるさてのが、「時間が味方」だって意味に使う人がいますけど、間違っていると思います。塩漬けは個人投資家の味方じゃないです。ただ個人でやっていることだから誰も文句を言わないだけ。塩漬けしないほうがするよりずっといいです。個人投資家は塩漬けで待つんじゃなくて、キャッシュポジション厚くして待てるのが時間を味方につけるという意味でしょう。機関投資家やファンドマネージャはノーポジという選択がないわけです。

ローリスクローリターンとコツコツ堅実は意味が違います。含み損株を抱えてプラ転したらローリターンで売るのをコツコツだと思っている人もいますけど、塩漬け抱えて堅実って言い草はないでしょう。大きな含み損や塩漬けは明らかにハイリスクです。それとハイリターンになるかローリターンで終わるかも個別株ごと違うし状況も変わるので、自分でローだとかハイだとか決められない部分がある。敢えて言うならチャンスとなれば伸ばすって姿勢は欲しいのでローリターンだと自分で蓋をすることはないと思います。

個別株投資でいろんな銘柄を買うと分散投資になってローリスクになるって思っている人がいます。下手な鉄砲数打ちゃ当たるという理屈ですが株の場合はただ外れで済まずにダメージになりますので、下手ならあまり打たない方がいいです。集中投資とか言う話じゃないです。もしも300万円の資金であれば30万円づつ10銘柄買うのではなく、そして300万円一点集中するのでもなく、本当に自信のあるものに30万円投資して270万円は温存しておくのです。自信があるつもりでも外れてしまうこともある。そこでよく考えて反省して次にまた30万円を買う。それを繰り返していって次第に上達とともに保有数と保有量を増やせばよいかと思います。
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