お金にゆとりがない人ほど後悔したくない気持ちで高いものを買う
2022年06月24日
家を建てる時に多くの人はいろんな設備を追加したくなります。またキッチンとか設備のグレードもあげたくなります。この傾向は資金に余裕がない人ほど追加したくなる傾向はありませんか? 一生に一度35年も払い続ける大きな買い物という、のしかかるローンの意識が強ければ強いほど「後悔したくない」という気持ちが強くなる。なぜそんなことを言うのか言うと以前自動車の営業マンが言っていたんです。「借金して高級車を買う人ほどオプションをたくさんつけるんです。きっと後悔したくないんでしょう。」これは家を買う時も同じじゃないかなって気がするのです。一個一個の設備の金額を35年ローンで割ると大した差ではないように感じる。つけるなら今しかない。もしつけないで後悔したら、、、と考える。せっかく高いお金を出すのだからここはつけておこうという結論になるでしょう。で結果として家本体の何割も高い金額を余分に払うってのはあるあるってことです。
そもそも家は新築を買うという考えも贅沢かもしれません。わたしはもしも資金にゆとりがなくて35年もローンを払うならそれを15年にするために中古のマンションを買います。築20年くらいのものを買えば一生住めます。もちろん売って引っ越しても構わない。家賃を払って住むものなら誰もそれほどこだわらない。自分のものでないからです。住んでいて賃貸だから惨めだ、ってこともないわけです。もちろん賃貸マンションと分譲マンションでは構造も違ったりしますからその差はありますけど、設備的には賃貸もそんな文句をいうほどではない。つまり家を買う時に一生の住コストという意識で判断すればこだわりの家なんて贅沢だということです。もちろんお金がある人はいくらでもこだわればいいのですけど借金して贅沢をするということを忘れないことだと思います。家なら後からリフォームするという手もあります。設備の耐用年数もあります。お金にゆとりができて更新する時にちょっと良いものを入れればいんじゃないでしょうか?
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