好かれるよりも信頼される人間になる
2022年06月23日

わたしと一緒にいるもので一番古いもの
かみさんよりも古い
わたしのことを好きな人嫌いな人といます。たぶんわたしの場合どんなに頑張って全員から好かれるってことはありません。もちろん敵を作らないように振る舞うことはある程度可能ですがそれは別に好かれているということではない。会社でもいました、敵もいない代わりに味方もいないって、つまらない人。ただわたしの場合幸い才覚に恵まれてもいたので頑張れば誰からも信頼されるようにはできます。仕事でも、「お前は嫌いだけど信頼はできる。」って実際同僚から言われたこともあります。
実はブログを書いていてもたまに言われることがあります。わたしが書く文章は信頼できると。意見は違うけどあるいは好きにもなれないけど、書いていることは信頼できるようです。つまり多くの意見の違う人も、あるいはわたしのことが嫌いな人も、わたしの読者だということです。人から好かれようとするのは大変です。わたしは人の機嫌を伺う気もありませんし別に好かれようとも思いません。なぜならこんなわたしのことを好きだおもしろいと言ってくれる人は不足がないくらいたくさんいるのです。その上で信頼されるというのは100%は無理でも99%は軽いです。
好きとか嫌いは変わることがあります。好きだったけど嫌いになるってことは多いにある。でも信頼されていれば嫌いな人でもいつか好きになってくれることがあります。また好いてくれる人は信頼が揺らがない限りまず嫌いにはなりません。ということで友達というかわたしのことを好ましいと感じてくれる人は右肩上がりでずっと増えていく。わたしの場合は長く生きれば生きるほど味方が増えます。人生でいつも今が一番友達が多い。仕事をしていた時は敵はいました。今は敵はいません。
ただどんなに頑張っても信頼されない人というのもいるわけです。わたしは才覚に恵まれているとも言えますが、一つ自分で心がけていると言えることはあります。その場の損得で動かないということです。自分の軸を持ち信念と美意識で行動を決める。ころころ態度も考え方も変えない。わたしがやることはすべてわたしらしいのです。頑固とか頭が固いとは違います。もっと人格の深いところにあるコアです。そしてさらに言えるのは、ひょっとして人から好かれたいとか嫌われたくないという気持ちが強いと自分の軸がぐらつきませんか? わたしはたとえ嫌われるとわかっていても自分の信念を貫く。それでちゃんと支持してくれる人がいるんだからそういう人を大切にして生きていけば良いと思っています。
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