「社畜から投資」の道を指し示してくれた京都の相場師逝く
2022年06月18日
手取り足取り教わるのではなく勝手に学ぶ。わたしがかくあるべしと自分の人生のベンチマークに据えたということ。その勝負師も39000円から6000円台のバブル崩壊において株では壊滅的な打撃を受ける。それもまた私へのレッスン。どんな強者といえど破綻する可能性はあるということ。その上でMさんは塾の運営で苦境を凌ぐ。複数のキャッシュフローを持つ大切さもこうやってやるんだぞと教えてくれた。晩年は相場の足を洗い囲碁に興じ七段に。享年89歳、90代の大台目前に味のある利確をしてその生涯を終えられた。なくなる数日前まで普通に話していたとか。いかにもMさんらしい。行き際もかくありたしという最後です。Mさんには3年ほど前にご挨拶にお伺いしました。行っておいてよかったと思います。Mさんのご冥福を祈りつつ合掌。
- 関連記事
-
-
資金管理にはDynamicとStaticがあるんじゃないかと 2021/05/21
-
企業が成長(衰退)するとはどういうことか? 2023/02/06
-
知らないことは恐くない。怖れるべきはわかった気になること。 2020/12/11
-
損得にこだわらない方が儲かる 2021/03/01
-
新春のお慶びを申し上げます 2023/01/01
-