株が下がるとなぜか幸せぶりを強調する発信が増える
2022年06月17日
これはタイトル通りです。株が下がる局面になると、「別に株がすべてじゃない」とか「自分には幸せな暮らしがあるんだ」とか、それこそ「これから家族で遊びにいきまーす」とか、「なんとかして楽しかったです」とか、普段からそういう発信が多いわたしみたいな人間ならいざ知らず取ってつけたように自分の幸せぶりを強調する発信が本当に増えるんです。なんで株が下がるとわざわざそんなこと言うんでしょうか? 塩漬けだからこそ幸せなんですとか、含み損が増えるほど快感ですって人はいないのにです。
そこである疑問が出てきます。株式投資ってのは自分が幸せな暮らしを得るための道具だとは誰もが認めると思うのですが、もしも自分で言う通りすでに十分幸せなんであれば株式投資なんかやる必要ないんじゃないでしょうか? 今ある幸せに感謝する気持ちがあればこれ以上儲けようとか思わないほうがいいんじゃないでしょうか? ましてや未分不相応に実力もないのにリスクなんて取る必要もないんじゃないでしょうか?なんてわたしは思ってしまうのです。多くの人が配偶者に相談しないで投資をしているのにも家族との幸せを強調することとのギャップを感じます。いっそ「含み損でなんて不幸なんだ!」って言っている人間こそ頑張れて気持ちは起きますね。まあなにもできんけど。
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