何かと一緒に年をとるという感覚

2022年06月09日
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人生の考え方
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知人から紹介してもらったお寿司屋さんに行ってみました。赤酢ではなかったけど醤油は要らないお鮨屋さんでした。いつもいく店と比べてどうかと言うと、いつもの店の方が寿司に見た目のインパクトがあります。店主が若いからでしょうか。そのぶんどうやーって感じも。今日いただいたお寿司は店主が年配で寿司にも華美を避けた落ち着きが感じられる気がしました。どっちも美味しいし予算は同じくらい。グラスビール飲んで日本酒は二人で3合、おつまみおまかせ3品、寿司もおまかせで自分たちで二貫づつ追加、これで22000円でした。シャリが小さいのでお腹に優しいのが嬉しいです。すっと入っちゃう。最寄駅では高い方だと思いますが逆に言うとこの値段でこれくらいのものが食べられるってことかな。場所で値段も変わるし。客層はエリアでは閑静高級な住宅街にあって店も歴史(40年)があるだけに年齢も上で豊かな人が多いなって思いました。バリバリ働いている人には似合わない。逆だ、この店にはバリバリ働いている人は似合わない。

10人でいっぱいになっちゃう小さなお店ですが、みんな静かに話すんで声も気にならない。おつまみが美味しいと聞いていたのですがコロナでお客が減ったのを機会に手間のかかるおつまみは減らしたんだそうです。それが残念でした。もうそろそろ辞めどきかなって自分でも言われてました。これはわたしの想像ですけどこの店主も若い時はもっと動きにもハリがあってもちろん寿司に勢いもあって、それで客層もたぶん現役世代が多かったんだと思います。バブルも経験してきてますしね。それが40年かかって今のようになった。つまりお客さんとお店というか店主が一緒に年を取ったような感じ。そう考えるとわたしなんかはいつもいくお店に通ったほうがいいんだろうなって思いました。きっといつもの店も店主もおかみさんもだんだん変わっていくんじゃないかしら?たぶん客層も変わる?それを見るなんてなんか乙な感じがします。もっともこっちも元気でいなくっちゃ。

こう考えると何かと一緒に年を取るって素敵だなって思います。普通は伴侶とか家ですけど。同じ車に20年乗っている友人がいて車いじりも好きで車と一緒に年をとったってのとかいい感じです。毎年のように訪れていた檜枝岐の民宿松源というのがあってここで何度も紹介していますけど、松源の主人とおかみさんも通い出して20年ほど、やはり一緒に年をとって行っている気がしています。そろそろまた松源に行ってみましょうか。夏がいいですね。あそこは涼しいから。それで尾瀬を歩く。尾瀬も何度も何度も行ってますが尾瀬と一緒に年齢を感じるって部分があるかもしれない。そう言えば年を重ねて尾瀬の花々が目に飛び込んでくるくらい美しく感じるようになったんです。これも年齢か? と思ったら違ってました。白内障の手術をしたんでくっきりと見えるようになったんです。そう言えばこのブログも17年、なんかまだまだ続きそうですが、朝のアクセスが多い。朝一番ですることがこのブログのチェック? ハルトモブログと一緒に年を取るなんて悪趣味で素敵じゃござんせんかね。古いブログが素晴らしいのは最近の読者でも遡って読めるということです。40代半ばのわたしが言っていることと頭に入れて読むのも楽しいかもしれません。あまり変わり映えもしませんけどゆっくりは変わってる気もするんです。自分ではよくわからないけど。それときっと読む方も変わっていってるんでしょうね。


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