「きっちり10万用意しろ、円じゃねえぞ」がジョークになる日

2022年06月08日
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マネーと生活
昔映画の1シーンで、「いいか、きっちり10万用意しろ、わかってるな。ペソじゃねえぞ」って言うの聞いて笑ったのを覚えている。たしかロバートデニーロが出ている映画だった。それくらいペソってのは価値がない通貨の代名詞だった。もちろんドルで用意しろって意味。でもそんなこと言わなくても誰でもわかる。それがもうじきペソの代わりに円が使われる時代が来るんじゃないか? アメリカとかひょっとして中国の映画でも、「いいかきっちり100万だ。円じゃねぞ、わかってるな」て俳優が言うと、外人がどっと笑うわけだ。冗談じゃなくて本当にそうなる気がする。

別に日本株か米国株買って比較の話じゃない。債券だろうが投信だろうがドル建て資産を持っている人間と日本円でしか持ってない人間の差が広がりつつある。一億円と100万ドルで同じ資産で運用してたのに「君は76万ドルね」って言われたり、逆に「1億3千万円なんだ」って驚いたり。なんかイメージからすると倍くらい違う気分。これから外国人が日本に入ってくるけどバンバン買い物をすると思う。きっと見るものなんでもすごく安く見えるはずだ。その割に品質は高い。食べ物も美味しい。清潔だ。それって別に悪いことじゃない気もする。ヨーロッパを旅していた時に、南ドイツとかオーストリアとか、すごく綺麗な街で食べ物も美味しいし、パリとかアムスよりずっといい街だって思った記憶がある。都会は高くて人が多いばっかり。

きっと外国人が那須なんかに来たらここは天国かって思うだろうね。ゴルフは30ドル、ステーキが30ドル、ホテルは100ドル、でもナイスなリゾートだ。300ドル400ドルの高級旅館もきっとアメリカ人は安いと感じるだろう。ハワイに行けば箱だけでルーム1000ドルくらいする部屋だから。最近日本の旅館は露天風呂付き個室を増やしている。これはきっと外国人に大ウケするだろう。日本人は来なくていいって話になるかもしれない。そうなったら、わたしはゴルフツアーガイドをやるんだ。ネットか宿経由で予約をとってバンで迎えに行く。ゴルフさせてコンビニの弁当でも食わせて適当に英語でジョークでもかませばいい。原価5千円くらいだけど120ドルで売るんだ。安いって喜ばれる。ドライバーは雇って1日20人くらい運んで30万円、原価は10万円、これは儲かるぞ。もっとも円だけどね。日本にいる分には円でいいのだ。意外と活気がでるんじゃないか? ということで英語は話せたほうがいいですよってお話でした。

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