キラキラと自慢に輝く少年の目を失わない
2022年05月27日

中国奥地のシーシャンバンナで20年前に撮った少年
バックはメコン川の上流
顔出し失礼だけど表情が大切なんで
この魚どうすると思います?
隣のレストランに売るんです
売ったお金をどうするかは聞けませんでした
伊達直人の名前で児童養護施設にランドセルを贈った人が実名を公開したことで、タイガーマスクは匿名で寄付するからこそ格好いいのだ。という批判的なツイートが浴びせられたということがありました。でもその批判をする人は自分だけの狭い視野でしか見ておられず、一番大切な施設の子どもがどう感じてどう考えるかという視点に欠けています。施設の子どもは知っている人から物を贈られることで自分が大切にしてもらっていると感じることができます。それが心の成長に大切なのです。知らないところから匿名でくる寄付は国の予算と変わりません。大切にされていると感じることはできません。もし寄付されるならできれば寄付する前に施設を訪れて何が必要か足りないか確認することをお勧めします。
漫画のタイガーマスクは児童養護施設の出身ですが、格好いいスポーツカーで施設を定期的に訪れます。子どもは駆け寄って迎えます。伊達直人は自分の成功を決して隠そうとはしません。それを見て子どもがどう感じるかわかっているのです。純真な子どもは人が自慢したからと言って眉を顰めたりはしません。そういうのは半分妬みで大人になって覚える行為です。いうなら単純に、ああすげー、格好いいなあと、少年少女は憧れ、自分の夢を重ねるのです。その伊達直人を見て眉を顰めた大人もいたはずですが漫画には出てきません。でも伊達直人にとっては大人からの評判よりも子どもたちの思いのほうが大切なのです。
わたしのブログについてはどんな読者向けに書いているかは折に触れてお知らせしています。わたしは自慢げなブログだと眉を顰めるいわゆる良識ある大人の方に向けて書いてはいません。見せかけのへり下りをする気もありません。わたしが書いているのは、ひょっとして今は辛い環境にあるかもしれないけど、いつか自分の夢を実現するぞという希望の灯火を消すなというメッセージなのです。そのメッセージが届く人は限られています。特に個人投資家の方々はそもそも極貧とはほど遠い人たちですからここに書いてあることに違和感を感じる人も多いはずです。ただその中にも心ある人もたくさんいる。加えて多少面白い。だからたくさんの読者とアンチがついているんだと思います。
わたしは分別ある大人から酷い目にあった記憶が多いので大人そのものが嫌いなのです。大人から謙虚で好ましいという評判を得たいとは考えていません。わたしに言わせると多くの大人は謙虚そうな振る舞いと本当の謙虚の見分けがつきません。お金持ちだけど初めて会って謙虚な人で感動したとか平気で言う。金持ちが簡単に本音を言うわけはない。でもわたしはその物言いとは対照的に投資スタイルはきわめて謙虚です。できないことはやりません。甘い見通しもしません。無理だと少しでも感じたら手を出しません。チャンスが来るまで何年でも待ち続けます。でも動くとなれば一気呵成。まったくしたたかに育ったもんです。でもわたしの原始心象風景はいつまでも子どものままなんだと自分では思っています。
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