児童養護施設にランドセルでなく自転車を贈ろう
2022年05月27日

わたしがかつてお世話になった児童養護施設
そこに贈らせていただいた自転車6台へのお礼が届きました
まあ台紙は先生に作らせてしまって恐縮ですが
コメントは子供の自筆です
喜んで使ってくれているようでよかったです
伊達直人ってのは劇画のタイガーマスクのことで、その伊達直人はプロレスを引退したら児童養護施設で働くつもりだった。よく高級車に乗って慰問に行っていた。その伊達直人を見て格好いいなあと感じ自分でもお金持ちになれるんじゃないかと施設の子供も希望を持つ。わたしが会社を辞めて児童養護施設に行ったのは伊達直人を気取ったってことです。もっともタイガーマスクがなくても児童養護施設の出身で私くらいになればなにか子どもたちを応援したい気分はあるんじゃないかなって思います。わたしの場合はただ自転車を贈るという意味以上に施設の大先輩が贈ってくれたんだよというメッセージを届けたかった。いつか立派な社会人になって施設に凱旋しておいで、そうすればその姿を見て子どもたちに励みになるというプラスのスパイラルが起きるんじゃないかって期待です。実際長い時を経て施設にそういう形で戻ってくる子はほとんどいないんです。だからこそわたしがやらないといけないとは思いました。
何度も同じことを書きますけど、ぜひ拡散してほしいです。児童養護施設にランドセルを贈るよりも自転車を贈ったほうがいいです。ランドセルは公費で予算がつきますけど高校生未満の子どもの自転車は公費で買えない施設が多いのです。でも小学生高学年や中学生になれば自転車欲しいですよね。部活でも使います。ランドセルはとても高いからランドセル一個分でうまくやれば自転車2台贈れます。それで匿名で贈るというのも間違っています。日本では匿名の寄付を美談に考える風潮もありますけど、顔の見えない寄付はもらった方からすると国の予算と変わりません。施設を訪れてそれで子どもたちの様子を見た上で本当に必要なものを手渡しするのが望ましいと思います。わたしはこの施設に数年前に行っています。今回はコロナのさなか県をまたいでの移動が憚られた時期でしたので自分では納品できませんでしたが、次は自分で自転車を買って軽トラ借りて持っていこうと思ってます。
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