株で儲けて寄付をして、それで誰が一番喜ぶ?
2022年05月17日
お金が多ければ多いほど人は幸せになるわけではないというのは知られた話ですが、それと同じく寄付をされればされるほど寄付された人間は幸せになるわけではないということを寄付する人間はどれだけわかっているのか? これはわかってない人の方がずっと多い。自分が株で儲けたを正当化したい気持ちはわからなくもないですが、私自身児童養護施設で育ち、後年児童養護の世界に身を投じた経験からして、寄付の多寡より気持ちの通いあいというのは確信的真実です。たった一人でもいいから真剣にその子のことを考えて行動する、それが子どもの心に一生残っていくのです。お金なんかいくら来たってそれほど嬉しくもない。もちろん寄付しないよりはしたほうがましです。でもお金なら国から来ますからね。顔の見えない寄付は税金と大差ないのです。冒頭の「株で儲けて寄付して、それで誰が一番喜ぶ?」 答えは寄付した人です。ある意味寄付の仕方を自分で工夫することで本当に子どもの心に光をさせるのですから、寄付で終わらせるのは勿体無いとわたしはそう思います。
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