軍事フォーカスでの横須賀日帰り旅行記、その2(猿島要塞)

2022年04月18日
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旅を楽しむコツ
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東京湾の入り口という要衝にある無人島
明治以来砲台のある要塞として使用されてきた猿島
ちなみに猿はいません

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かつての軍事施設ですから
武器庫、砲台跡、宿舎などが残っています
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ジブリの映画に出てきそう

猿島の由来は日蓮上人が千葉から鎌倉に船で渡る際に嵐で遭難して偶然立ち寄ったのがこの島で、そこで白い猿に助けられたという伝説があるから。ちなみに英語ではペリーアイランド。日本にきたペリーが測量して命名したそうです。猿島はガイドツアーが2種類あります。どっちも600円ですがひとつは舟会社が運営するサクッと30分のツアーで20人ほどで乗船チケットとセットで買う人が多いです。もうひとつは横須賀のボランティアガイドが運営するツアーで現地でしか申し込めません。それは60分から90分でそれも600円。数人単位で我々は二組で計5人でした。これは横須賀市の許可を得て兵器庫とか地下壕とか鍵を開けて入れますし、じっくりと要塞の歴史を学べます。金儲けでやっているわけじゃないのでボランティアガイドの方が価値あります。ボランティアの話の進め方はまるでブラタモリのようで、いろいろ質問を参加者に投げかけながら話が進んいくのでさながらミステリーツアー、タモリになった気分です。どうせ猿島に行くならおすすめは現地ツアーです。ディープな猿島探検になります。

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地下の兵器庫から砲台に弾薬を持ち上げたそうです
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これは地下兵舎

猿島が要塞化されたのは明治時代の初期、黒船来航に衝撃を受けて東京湾の一番狭いところで侵入者をキャノン砲で砲撃する砲台として設置されたそうです。その後飛行機の時代になると高角砲(高射砲)が設置されたそうで完全に軍事基地として長年使用されて島です。

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横須賀から船で10分
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いかに要衝かわかりますね
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