ウクライナで起きている悲劇の意味を取り違えないこと
2022年04月15日

ホームコースはバンカー&アプローチ練習場があるので
思う存分練習できます
一番好きなのはバンカー次はドライバーです
各国の首脳の言うことはだんだんその温度差に注意することで本音が滲んでくるようになっています。ドイツとフランスの首脳はジェノサイドという言葉を避けました。それをゼレンスキーが批判しましたが、その言い訳が傑作で、ジェノサイドという言葉には厳密な法的な定義があるから簡単に使えないという理由。別に疑いがあると言う分には問題ないのに。実際はロシアをなるべく刺激しないでとにかく早く喧嘩をやめて欲しい。簡単言えば喧嘩は迷惑だっってことです。そして戦争が終わればいずれロシアとも仲良くする気はあるから、決定的な言葉を避けている。という政治的な意味合いがあるのでしょう。いくら首相だ大統領だと言ったところで、しょせん人間ですから、考えることはそんな変わりません。他人の喧嘩ではどっちが正しいのかはどうでもよくて自分が迷惑するのが一番嫌なのです。そしてロシアから攻め込まれるとは考えていない。そこはロシアに隣接する弱小国と違うわけです。
わたしはウクライナとロシアの和平交渉が1ヶ月以内にまとまるという見通しをまさに1ヶ月前に持っていたのですが、その時に争点になるのは、1、主権の保持、2、安全保障、3、領土のうち、3の領土について甘く見ていました。ウクライナ東部は折り合いがつくだろうと見ていたのです。すでに親ロシアが実効支配しているから。でもウクライナは領土は譲れないと主張し、ロシアも戦争で追加の領土を欲しがっている。たぶんこの3で調整がつかないのではないかと思います。1と2はいろんな形が考えられますが、領土については白黒、どっちのもんだしかないわけです。特にロシアは苦戦しているだけに何も領土が得られないでは終われないってことなのかなと思います。ただどう見てもあと1ヶ月が戦争継続の限界じゃないかなって気はします。
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