保有銘柄同士が売買に影響し合うということ
2022年04月07日
キャピタルゲイン狙いで持っている株がいくつある場合の話。A社とB社はまったく業界も違う。関係ないと言える会社です。であればエントリーのタイミング、それからエクジットのタイミングはまったく別に判断する? できないでしょ。どっちも自分の財布の中にあると思うと売買に影響しあってしまうのです。それが人間です。含み損ばかり抱えている人間と、含み益を多く抱えている人間に、同じ銘柄ポンと渡しても売るタイミングは全然違ってくると思います。塩漬けにして忘れるとか言いますけど、目を背けて忘れようとするだけで、本当に忘れる人っていない。塩漬けしている人ほど、まったく関係ない他の保有株の売りが早くなるんじゃないでしょうか? 逆に利を大きく伸ばせる人は含み損がない人?
まあ逆もあるかもしれませんが、心の余裕で売買が変わってくるのは間違いないと思います。じゃあ塩漬けするより損切りした方が良いのか?そういう話ではないです。損きりしたって忘れない。ただどっちかだって話じゃないということです。わたしは塩漬けも損きりもしたことないのですけど、塩漬けにした方が良い場合と損きりしたほうが良い場合と両方あると思います。これは勝負というチャンスに恵まれたら損切りして、資金も動かし本丸の勝負に集中したほうが良いでしょうし、そうでないなら損きりして変な物買うくらいなら塩漬していたほうがましだということかなって思いますが、このあたりは経験がないのですけど、ただいろんな人を見ていると塩漬けも損きりもすればするほど上手くなるってことはなさそうですね。痛い思いをすると勉強したって言う人もいますけど、実際ネガもあるのです。傷として残って肝心な時に勝負をものにできないとか。物事はどっちかってことじゃないってことです。
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