ロシア兵はキエフに入ることはできても出ることはできない

2022年03月13日
0
株式投資
16471401500.jpeg
百貨店の地下では気の利いた食材が買えます
白ワインに会います

「ロシア兵はキエフに入ることはできても出ることはできない」いみじくもウクライナ兵士がインタビューに答えた言葉が市街戦になった場合の基本戦術を言い当てていると思います。今回は通常のゲリラ討伐などの市街戦とは大きく違います。地の利があるからゲリラでも戦える、のに、今回は迎える方の銃火器が十分にあって兵士の数も多い。キエフ首都圏の人口は400万人。おそらくそのうち100万人は戦闘員になっていると思います。その百万人が十分な銃火器を持って、10万人のロシア軍をキエフ市街奥深くに招き入れる。

ここでものを言うのは兵器を供与したアメリカ軍のサポートです。オンラインで24時間ウクライナとアメリカは繋がれて、アメリカが衛星で補足したロシア軍の動きを伝え、さらにアメリカのゲリラ戦、市街戦、特殊作戦の専門家が事細かにアドバイスする。ここでここまで招き入れてこう攻撃して、こうなったらこうすると具体的にアドバイスする。ウクライナからは逐一現地の状況が詳細に伝えられ、実質的にはアメリカ軍がほぼ戦闘の指揮を取る。ひょっとしたらアメリカの無人飛行機が飛ぶかもしれない。戦闘には加わらないが、ロシア軍の動きを正確に把握して攻撃の座標軸も伝える。もちろんドローンもありとあらゆるところから飛ぶ。

でどうなるかと言うと、ロシアは怖くてキエフ市街に入れないと思います。入ろうとすればほぼ無抵抗で奥深く入れるけど帰ることはできないのです。すなわち皆殺し。プーチン個人にしてみればいくら自国のロシア兵が死んでもなんとも思わないけど、それだけ死ぬとさすがに自分の身が危うくなる。わたしが停戦を予測する背景がここにあるわけです。だからこそゼレンスキーの決意は揺るがないと見たわけです。直近のゼレンスキーへのインタビューを見ると彼の自信はさらに強くなっている印象があります。なにか見込みがあるからこそ戦えるとわたしは推測というか期待をしています。
関連記事

Comments 0

There are no comments yet.

コメント投稿

更新順
同カテゴリ