なぜ流れが変わったと感じたのか?

2022年03月10日
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株式投資
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アメリカのABCがゼレンスキーに独占インタビューを行いました。約20分のインタビューですが、わたしは明らかに今までと違うトーンを感じました。ゼレンスキーは、「NATOは我々を受け入れる状態にない。」と話しています。もう無理に入る気はないようです。さらにドイツなど具体的な国名をあげて彼らは近いけど遠い。一方でアメリカは遠いけど我々に最も近いとも話しています。明らかにヨーロッパの各国への失望感とそしてアメリカへの期待の表明です。このインタビューがロシアとウクライナの外相会談の前に流れたことで、俄然10日の外相会談への期待が高まってきたと感じています。

インタビューはウクライナ語でゼレンスキーが話して英語の同時通訳が入りましたが、最後の質問にはゼレンスキーは英語で答えます。アメリカのテレビ局ですが世界中に流れることは間違いないインタビューで彼はアメリカ人に対してアメリカと協調しての自由への戦いの決意を述べています。どう見てもヨーロッパ各国との協調よりアメリカとの協調路線に舵を切ったように感じました。これが他の国の首脳ならいろんな思惑で話すでしょうが、戦時下にいるそれも若い大統領の発言はそのまま彼の忌憚なき心情の吐露と感じました。
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