わたしが塩漬けも損切りもしない理由
2022年02月09日
株は自分が買ったら下がるものって感覚がある人はたぶんエントリーポイントが甘いと思います。わたしの過去の株取引を振り返ると、新規に買ってでてさらに下がったのは3回、買ったけどそこから上がっていってしまったことが5回です。感覚としては半々の可能性で、どちらかと言うと上がることのほうが多いです。そこでですが、わたしが大きく儲けたのはその買って下がった3回の方です。でも儲かった3回のうち1回は失敗して結局大きく利を伸ばしたのは2回だけです。株なんてそれで十分一生分稼げるのです。なぜ買ったら下がる方が儲かるか? 買い増すからです。買い増すためにエントリーするわけです。買い増しの方法についてはいろいろ話してもいいですがそんな難しく考えないでも大丈夫です。どうせ儲かるとわかっている。最後はすべて利食いになるのです。ただ言えるのは基本的に底を打つまで資金が尽きないこと、そして下にいけば行くほど買う量が増えるということ。この二つが絶対です。この資金が尽きないというのが一番大切で下がれば下がるほど買い増します。これができる人なら銘柄選びを間違えなければ勝てます。負けっこないってくらいの気持ちになります。だから塩漬けになどならないのです。塩漬けってのは資金が途絶えてただ下落を見守る状態でしょ。わたしは絶対そうはしない。商売人だからです。下がるほどお得なんだから買うに決まっている。
この簡単?なことを多くの方はおやりにならない。下がれば下がるほど自信が揺らいで怖くなるからでしょうか? なんだその程度の決心で買ったのかてなもんです。下がれば下がるほど買い増せるから最終的に利益が伸びるんだから喜べばいいのです。100万円の資金で、ある会社の株が4000円だったとする。もう十分安いと思うので買ってでてもいいけど、その場合あり得る底をどこまで見るかです。2000円まではまず下がらないと思うとする。そしたら100万円の資金であれば買い下がったら資金が2000円まで持たないので買えません。待つのです。それで上がれば縁がなかったということです。じっと待っていたら3000円まで下がった、そこではじめて100万円のうち10万円とか買うのです。2700円でさらに10万円、2500円では20万円買う。(例えばです) それでもしさらに下がれば2300円で30万円、2000円まで下がったら? その場合は大チャンスですから別口座から資金を注入します。実は100万円は全部じゃない。でも2000円まで行かずに反転します。わたしは追撃買いはしません。あとは長い長い含み益の旅です。もし吹いて売って買い戻しなど入れることができたら利益はさらに伸びます。
いつ売るか?それは買う前に目標価格を決めてありますから、そこで売ります。株は売るのが難しいという人がいますけど、商売と考えればおかしな話です。いくらで売るかわからずに仕入れる商売人はいません。会社の事情つまり商品の事情が変われば売る値段が変わることはありえますが、そうでない限り決めた値段で売ります。売りが難しいという人は、エントリーの確信が甘いから、目標価格まで上がらずに下がったらどうしようとやはり怖くなるのでしょう。結局エントリーポイントの甘さと確信の弱さが関連しているということです。以上書いたことは上級者とかベテランでないとできないことではありません。ここに書いてある通りやろうと思えば誰でもできます。できない理由は自分の心にあるのです。株取引にはいろんな手法があるでしょうが、わたしの方法は素人の王道だと思います。安いところで買って高く売っているからです。長年かかって上達するって話じゃないです。ただエントリーポイントを見定めて資金管理をして出口は決めた通りにする。それだけです。確信が得られるようにはどうするか? だからよく会社を調べろってことです。日本一自分はこの会社に詳しいと思えるくらい調べるのです。長年かかって上達するって道があるは聞き及んでいますけど、世の中の多くの投資家はわたしと同じ、安く買って高く売りたいんでしょ?であればわたしのようにやれば勝てますよ。わたしは初心者どころか、生まれて初めて買った株でやりましたからね。
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