このブログの読者にもこれから株を始めようかという人もいるかもしれません。ただ少ないでしょうね。実際ほとんどの個人投資家は、とにかく始めるのです。始めたあとこれは勉強しないとまずいなと感じる。そして誰かに相談できないかなとネットを漁る。それでなんとなく相談しやすそうな人間につく。ところが勝負というのは最初が肝心なんです。軽い気持ちで始めて体勢を崩してしまうことで軽く数年遠回りする。遠回りで済めばいいけど退場する可能性のほうが高い。そうなるとすでにまともなアドバイスは耳に入らなくなる。一番の問題は自分を肯定してくれるアドバイスを求めるようになるということです。誰だって否定されたくない。希望が欲しい。しかしほとんどの人間がろくに勝てない株式投資で適当に始めてそれが正しかったって人がどれだけいると思いますか? これはまぐれで勝っても同じです。最初買って一生勝つ人なんてわたしは自分を含めて二人しか知りません。いないと思った方がいいです。
非常に少ないけど、株を教えてくれるまともな先生というのは世の中にいます。そういう人に教えてくれと頼むと、「本気で教わりたいなら、今持っているポジション全部投げてノーポジで来てください。」と言われます。損だか利確だか、どっちも同じです。ポジション抱えた初心者はもうそこからしか物事考えられないから、教えようがないのです。わたしが株式投資を始めようといろいろ企業を調べたりしはじめたのがざっと26年ほど前です。それで一番最初に株を買ったのが23年前。言うならノーポジで最初から3年待ったんです。それは研究の期間でもあり情報収集の期間でもありました。本は読まなかったけどネットの掲示板とかよく読んでいました。ポジション持ってなければどんな意見もアドバイスもすっと自分に入ってきます。ポジションゼロなら否定も肯定もないのです。
ネットの掲示板でどんな勉強をしたか? 初心者が勝っている人の真似なんかできません。わかりっこない。でも負けている人間、負けていく人間を観察してこんな人間にならないようしよう。なってはダメだということはわかります。ノーポジの初心者はポジション持ったベテランよりも冷静なんです。多くの初心者は株の先生をネットで探したがります。でも逆なんです。反面教師を探したほうがいいです。こんなふうになってはダメだって人。これが自称上級者とかベテランにもいます。これはノーポジで冷静に見ると初心者でも案外わかります。それから勝っている人の真似はできませんけど、この人格好いいなあって人は見つけてもいいです。こうなりたいなって人です。道は違ってもそのイメージは大切です。まずはここまで。スキーと温泉の時間です。まあこんなこと書いても株を始めようって人はこの今まず読んでませんけどね。でも長い間には読む人がいるかもしれない。わたしがそうだったように。
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