IR資料を読めない(あるいは読まない)人は、、

2022年01月31日
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株式投資

ご自身で投資初心者を名乗る株ブログを読んでいると、正直初心者以下て人が多いです。株なんかやってはいけないって思うような人たちです。財務諸表もIR資料もまともに読めないで、それでアドバイスを求めるのが自称株のベテランとか先生とか、わたしから見るとそのベテランでさえも初心者です。株というのは経験だけは長いけど永遠の初心者ってのが多いのです。知識はあっても本質がわかってない人たちです。そこで株というのは含み損に耐えるものだとか教わって自分も含み損に耐える決意をする。それを前向きだと自分に言い聞かせる。そんな含み損に耐えられるくらいなら、買わずにノーポジで我慢して勉強できませんか?って思います。ただ結局その勉強もまともな勉強じゃなくておかしな先生にその場かぎりのアドバイスをもらうだけなのです。

それでもどうしても株をやりたいなら企業を読み解く必要性が比較的低い、せめて従業員が1万人以上いる会社に投資したら良いと思います。小型株なんて手をだしちゃいけません。どうせ何もわかっておらず見当違いの思い込みで買うだけだから。ゴルフ関連の会社を買ったブロガーさんがいます。なんで買ったかと言うと、コロナが終わればきっとみんなゴルフに行くようになるから株が上がるんじゃないかな? 自分はゴルフはしないけどなんとなくそう思ったそうです。その会社のIR資料を読めば自分がいかにとんちんかんなことを言っているかわかりそうなのにたぶん読んでないのでしょう。ゴルフはコロナで減ってないどころか安全な娯楽として需要の高まりを見せていると書いてあります。実際売上堅調です。わたしもゴルファーとしてそういう実感があります。わたしがバイトしているゴルフ場もコロナでお客は減っていません。自分がゴルファーでもないのに勝手な思い込みをしているわけです。そしてIR資料読めないじゃなくて読んでないのです。

IR資料は財務諸表がわからなくても読めば言っていることくらい理解できる部分が多いです。ちなみにこの会社は3年前に急遽海外の会社を買いましたね。本業関連ではありますが新規事業です。その事業展開に国内外で投資しています。既存事業は堅調とは言え競争も激しくそんな大きな成長が期待できないから賭けに出たのでしょうか? でもそもそも成熟市場ですから、、現在は買収コストも含めて収益を圧迫してます。さてどうなるか? 賛同するなら投資すればいいのですが、投資家としては到底そういうレベルとは言い難いわけです。それで含み損に耐えるそうです。じゃあ直接言ってやれよと思うかもしれませんが、今持っているもの売るか売らないかは本人しか決めようがないです。床屋と同じでおかしくなったヘアスタイルは元に戻せないのです。呆れて物が言えない? いやいや物は言えてます。呆れて筆が進みます。せめてそういう人が減るとよいなとは思いますけどね。
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