この50年で物価は4倍、最低賃金は2倍
2022年01月26日

コースにだいぶ雪は残っていますが
なんとか1ヶ月ぶりにオープン
でもお客さんは少ないです
それと寒いですから早く帰ってしまいました
わたしも少し早めに上がりました
わたしは最低賃金の男ですが、実は今は最低賃金よりも時給が低いです。一年契約だからでしょう。たぶん半年くらいしたら調整されるんだと思います。そうすると時給が30円くらい上がりますね。関東地方の最低賃金ですが厚労省のサイトから抜粋してみます。数字は左側が現在で右側は前年度ということみたいです。


わたしがわずか400円だけ持って18歳の時に状況して、それで新聞販売店に転がり込んで働かせてもらった時の給料はいくらかと言うと、朝刊で3時間夕刊で2時間、毎日5時間の仕事量でそれで月給は3万円くらいだったと思います。休みはないです。休刊日だけ。日曜は夕刊がなかったです。ただこれで住むところ(新聞店の二階とか)が与えられて朝食と夕食がついていました。これで時給いくらになるのか?たぶん時給で言うと500円くらいじゃないでしょうか? でも身分証明書も持ってない若造をすっと雇ってくれたので助かりました。46年前の話です。たぶん最低賃金だったと思います。約50年かかって最低賃金は倍になったんですね。その後大学に入って吉野家の時給は600円だったからだいたい合っていると思います。じゃあ物価は46年でどうなのってこれは物価指数という統計ででてくるんですけどだいたい4倍になってるらしいです。でもかなり凸凹あります。だって46年前に牛丼350円でしたから。ただ学食のカレーは130円とかでした。なんにせよ45年間で最低賃金は二倍になり物価は四倍になった。だからなんだとか言う気はないけど、あまり真面目に働くもんじゃないって気はしますよね。
わたしの場合は24歳で社会人になって54歳で会社を辞めたんで約30年しかまともに働いていないわけです。大卒の人はだいたい40年以上働く人が多い。高卒だと45年とか。それに比べるとずいぶん働いてる期間は短いと思います。その働いている間も有給全部消化して夏休みは3週間とかGWと年末年始では2週間とか休んだし、そもそも直行直帰で遊びまくってました。さぼったということじゃないです。もともと時間の制限がない年収で働く人間だったわけです。わたしの同級生でも働きに働きづくめで家族との時間も犠牲にした人間ってたくさんいます。10年で一泊の温泉旅行に数えるほどって友人もいます。それに比べるとわたしなんか家族と遊び倒して、よく今のような暮らしが手に入ったなと不思議な気がします。基本的にはあまり真面目に働いてきてない人間ですね。不真面目ってことじゃないんだけど要領がいいのかしら。
ところで50年前はインターネットも携帯電話もなかったです。つまりその分お金がかからなかった。新幹線もあることはあったけど今ほど整備されてないのでそんな乗らなかった。高速道路も同じく今ほど整備されてないので一般道を走ることが多かった。確かに今は便利になったけどその分お金がかかるようになったわけです。いろいろと便利で楽なったけどタダじゃない。これって物価の計算に入ってるのかしら? それと気になるのは税金。税金って50年前は累進がキツかったかわりに庶民への税率は低かったんじゃないかしら? もちろん消費税はない。それと金融税制も今と全然違っていた。医療費の負担率も随分あがりました。これも物価に入ってるのかしら? 介護保険もなかった。年金はたぶん今よりずっと手厚かった。なんか考えていくとキリがないですね。でもこの先どうなっていくかは見当はつきますね。なにせもっと便利な時代になっていくらしいですから。
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