情報

2013年11月16日
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株式投資
投資家のために用意された情報というのがあります。
会社のIR情報とか
四季報とか
あと、投資の本とか
また証券会社の情報とか
おしなべて真に受けられない

これらは全部がウソだとは言いませんが
かなり加工されている
嘘ではなくても伝えていない事実というのもある
真実からいくつか情報を間引きするだけで
真実でありながら違うニュアンスに加工できるものです

それと
誰もがかんたんにアクセスできるという点において
すでに投資行動において使えるとは思わない方がいいです。
ほとんどの人間が負けるのに
ほとんどの人間が簡単にアクセスできる情報で勝てっこない

信頼できる情報というのは
その情報が作られた目的というか意図が明確にわかっているものです。

例えば
特許の申請書類
この情報を生で読めば、
そこには投資家を欺こうという欺瞞が
入り込む余地などありません

また省庁が公開している
様々な情報、例えば、審議会の議事録とか
これも投資家を誘導する意図は微塵もない

もちろんこれは日本語だけでなく
英語で原文を読んだりもする。
わたしの専門とする業界はグローバルマーケットですので
日本だけ見ていても全然ダメです。
日本の会社でもお客は世界中にいるのですから

問題は
それを読んで
投資家という視点でどういう意味があるか
自分なりにまとめ切れるかです
そして打つべき手が決められるかどうか、です

詳しいだけなら
会社の特許担当者がいるけど
ただ詳しいだけじゃ億万長者にはなれません

じゃあ、加工された情報は意味がないのか?
というとわたしは意味があると思っています。
ただ読み方が違う

まず多くの人々がこういう情報を得ているのだな
とこれを知る
自分が調べた結果とどれくらいギャップがあるかチェックする

新聞に書いてあることなんか
かなり間違ってます
日本経済新聞の記者なんて所詮素人
記者を操作しようという取材源が多いから
いいように書かされてしまうことが多い

わたし大きな会社にいたので
よく自分の会社のことが新聞記事に出た
もちろん正しいのもあるが、おかしいのも相当あった

あと慣れてくると
書き手の意図を推し量って
翻訳することも
ある程度は可能になってきます
そんな感じです

注釈
出願公開制度は、昭和45年法律第91号において採用された制度であり、出願 後一定の期間(出願日から1年6月、 優先権主張がされている場合は優先日か ら1年6月)を経過した時には、審査の段階のいかんにかかわらず特許出願の 内容を公衆に知らせるというものである。

上記のように特許を申請(出願)すると特許として成立する前にその内容が公開されます。申請書類を読むという意味は当然申請(出願)後に公開されたものを読むということです。当たり前ですが特許になっているものも申請(出願)書類は読めます。申請前のものを外部の者が読めるわけはありませんし、当然わたしは読んだことなどありません。勘違いしている人もいるかもしれないと思い確認しておきます。
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