企業分析ってどうやるの?
夕食はさくっと海鮮丼ですけど良いものです
それとおせちの残りで晩酌
わたしは某外資系半導体メーカーで自動車部門のセールスとマーケティングの統括責任者をしていました。業務の一環として企業分析にも精通しています。そのスキルと知識を株式投資に生かしたわけですが、その企業分析の方法についてこのブログで何度も記事にしています。でも正直言って読んで理解できる人は限られているんです。もう億り人かそれに近い成功者と呼べるくらいのレベルで企業分析にも深い理解をしている人が読むと非常にわかりやすいと言ってもらえますけど、そうじゃない人にとってははっきり言ってチンプンカンプンなんだと思います。もちろんそれなりにわかりやすくは書いているので読んでなるほどなくらいには思う人もいるんでしょうけど、正直わたしみたいにやらなくてももっと簡単な方法があるとたぶん思われる。だって私のようにやろうと思ったら大変で面倒でその上できそうに思えないわけです。
だいぶ前、企業分析ってどうやるの?って質問をいただいたことがあります。ずいぶん詳しく記事で書いているんですけど、たぶん読んでも言っていることがわからないんでしょう。それでその方のブログを読むと、正直呆れるようなことが企業分析と称して書いてある。わたしは思いましたね。これは教えるどころの話じゃないって。たぶんいくら説明してもできるできないという以前にやる気にならないと思います。企業分析と言うのは企業経営のあり方を評価するという行為ですから、過去の決算数字だけ見てわかるわけがない。市場分析、競合分析、財務分析、技術動向分析、その他もろもろやることが多いしそれぞれが簡単じゃない。その企業だけ見ていてもダメなんです。それが直近の決算が良かったとか現時点でのシェアが高いからもう良い会社だとなるなら言うべき言葉が見つかりません。
もっともわたしみたいにやらなくても勝てるんだと思います。かなりの成功者と呼べる人もわたしから見ると首を傾げるのにそれでも勝てる。当然わたしみたいに全勝とはいきません。勝ったり負けたりで成功と失敗を織り交ぜながら最後勝ち切る。わたしは全勝です。その分かなり力を余らせて勝ち切っているわけで、わたしみたいにやらなきゃ勝てないというわけじゃない。だからわたしはわたしの真似をしなさいとは言わないのです。
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