どうやって大きく騰がる銘柄を見つけるか

2021年12月31日
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株式投資
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かみさんの最近の作です
こういうのってまぐれで作れると思う人はいませんよね

わたしが2005年にこのブログを始めた当時、「まぐれは続きません。調子に乗らないほうがいいですよ。」みたいなことを何度か言われたことがあります。直接そうコメントしてくる人もいました。そういうコメントをなされた人が今何をしているか存じ上げませんけど、それが10年近く続けて書いていると、今度は「あいつは偽物で嘘をついている。」と言われるようになりました。まぐれなんだからそんな長く続くわけがない。続いていると言うってことは嘘に決まっているという理屈です。ではどうしてまぐれだと決めつけることができるのか? これも同じで自分の理解を超えたものは存在してはいけないと、まぐれで片付けるおつむの構造になっている人ということです。それでまた10年近くたって、そういう人もまだいるとは思いますけど実際減った印象があります。今わたしのことを嘘だと言っている人は実はわたしのブログをろくに読んでいないですね。直接聞いたことがあります。そしたら「読まなくても嘘だとわかる」という傑作なお答えをいただきました。笑えますね。ジョークでもそんなうまく言えないと感心した記憶があります。

どうやって大きく騰がる銘柄を見つけるのですか?という質問を読者からいただきました。不思議に見えるようです。たぶんまぐれだと思う気持ちが半分くらいあるんじゃないでしょうか? まぐれという言葉の定義を論ずる気はありませんけど、例えばわたしが昨年購入した銘柄は、わたしの25年来の友人が勤めていた会社です。最初は社名が違っていたと思います。ちゃん記事で書いてあるんですけどね。もちろん長年ずっと株価を睨んでいたわけじゃないですけど意識の中にあった会社です。業界のことに関する本も20年以上前にたくさん読んでいます。読んだ理由は興味があっておもしろいと思ったからです。別に投資するぞって気持ちじゃない。ただ折に触れてウォッチはしていた。その上でこれはチャンスじゃないだろうか?と見込むと細かにウォッチしますけど、それでも実際買うまでに一年半待ちました。待ちましたというよりそれだけかかったということです。つまり見つけたんじゃないのです。わたしのレーダースコープにざっと20年前からあった会社なんです。

猟師が獲物を狙って静かに佇んでいる。通りすがりの人間からはぼんやりしてるだけに見えるんじゃないでしょうか? それでパッと獲物が現れて、いとも簡単に捉えると、まぐれに見えませんかね? でもその猟師は通りすがりの人間がくるずっと前からそこだと決めて待っていた。準備もすべて終えて。まぐれじゃないですよね。わたしの場合は凄腕じゃないので待っている時間がやたら長くて多いから、それで動いた時に知らない人間から見ると唐突で何も考えていないように見えるみたいです。まあ世の中で起こるいろんなことを興味を持って観察するってことだと思います。それで自分のレーダー網を構築してひっかかったものを捉える。ただその時にいつでも動けるような体勢になっているということが大切です。せっかくのチャンスなのに動けないって人もいますけどたぶん準備不足なんです。ということで銘柄を見つけるわけじゃないってのが、わたしの株式投資なんです。

世の中にはいろんな投資方法がありますので、自分が想像もしないことをする人もいるんだと考えるのが本当の謙虚だと思います。ただへり下るのは謙虚のふり。投資については、わたしは自分で謙虚な人間だとまでは思っていませんけど、少なくとも傲慢じゃないと思います。できると思うなら堂々とやりますけど、できないと思ったこと危ないと感じたことはやりません。ただ知らない人から見ると危なっかしいと見えるんでしょう。不動産投資でもそれから会社でも、わたしはまぐれだってよく言われてきています。人が知らない見えない道を通るからです。なんでその道が見えるかというと、それが感動力って話で、いつだか書いた話の実は続きだったということです。こういう書き方をするからよけいにまぐれぽく見えるんですよね。でもわかる人にはわかってニヤリという喜びもあるかもしれません。微妙に複雑に話を絡め続けています。
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