前兆は細部に現れる
2021年12月29日

那須のスキー場
今年はゲレンデ全面降雪機の雪でなく自然雪なんで
雪は軽いですね、ただ整備が追いつかいのか
全体にうねっています


会津高原高畑スキー場は長年通っている良いスキー場ということはわたしも強調したいのですけど、その高畑スキー場が今年から改名して「北日光」高畑スキー場になったそうです。確かに日光の北ですけど、絵に書いてあるようなまっすぐ行く道ないです。それで雪道でハンターマウンテンから90分って絶対無理です。かなりのカーブが続く山道で距離も70キロメートル以上あるんです。それに行く途中でたかつえスキー場を通るのです。だとするとたかつえスキー場までハンターマウンテンから1時間ですか? ありえません。何度も行ってますからわかります。
わたしは別にスキー場にクレームをつけたいというわけじゃないのです。高畑スキー場は今年から経営母体が変わったそうです。その経営姿勢はいかがなものかと、もしも投資家目線で見るなら(上場してませんけど)こういう細部に経営姿勢というのが現れたりするってことを例として書いたわけです。たぶん相当無理な主張が通って、現場を知る人間は沈黙したんじゃないでしょうか?反対した人もいたと思います。企業のスキャンダルとかあるいは粉飾決算とかは企業の体質とか風土が表にでるもので、その会社をよく観察するとなにかしら前兆が感じられるということです。
もちろん前兆が見えたから必ず問題を起こすわけじゃないのです。修正が入ることも多い。ただ問題を起こす会社には必ず前兆が見られます。自動車業界ですと、新聞しか読んでいない人にはピンとこないでしょうけど、よく業界を知っている人間からすると、スキャンダルを起こす会社と起こさない会社でははっきりと差があるのです。企業というのは細部をよく見るべしってことなんです。四季報など読んで会社を解った気になるそのお気楽さがわたしには信じられないです。
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