勝ち組負け組って言い方

2021年12月24日
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株式投資

勝ち組と負け組って言葉を嫌う人がたくさんいます。ネットでも実生活でもいます。ある特定の言葉を嫌う人は言葉の本来の意味以上に自分で勝手に重みを与えている傾向が強いとわたしは思います。本来言葉というのは発する人の表現ですからどういう意味合いで使っているかは発信者にある。ところが聞いた瞬間に拒否反応とか示す人は自分で自分の感情を足している。結果発信者を決めつける。発信者の意図を素直に聞けばそんなこと言ってないのにってことが多い人ってことです。

株ってのは競争のワケです。どうしても勝者と敗者がでます。勝ち負けが必ずある。だから株で負けてたら負け組じゃないですか? 株でわたしみたいになったら勝ち組じゃないですか? 言葉以上の重みはない。ところが例えば、自分の投資スタイルを否定されたとか、あるいはたまたま儲けただけなのに調子に乗ってるなとか、負け組なんて言い方されると馬鹿にされた気がするとか、、これってみんな自分で感情を足してんですよね。投資で人間的に上下が決まるわけじゃないのは当たり前でただ投資で勝ったというだけです。

一方で人生の負け組勝ち組ってことはわたしはないと思ってます。だって株も出世も競争ですけど、人生というのは幸福を求めるプロセスだとすればそれは競争じゃないです。自分が勝てば誰かが負ける世界じゃないのです。ただお金とまったく無関係というのではなく、あまりに困窮していると幸せには感じられないということはありますから、それはある程度の暮らしはしたい。逆に言うならある程度の暮らしができているなら、上を見て人を妬んだりするのは逆に幸せから遠ざかる精神作業なんじゃないかなって思います。

人の言葉を聞く時にどうしても自分の感情を足して聞く。ある一面のことを話してるのに自分というもの全てを否定された感じるなんてのは社会ではよくある話です。でもその多くは自分が勝手にやっていることなんです。それは悪意ある言葉遣いというのも実際あるでしょうけど何も自分で増幅することはないということです。このあたりに自分なりの幸せを目指すヒントはあると思います。投資とか出世とかそんなのもの勝とうが負けようが別に重要なことじゃない。そうなら株の負け組勝ち組なんて言葉にめくじら立てることもないとわたしは思います。
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