寄付したほうこそ感謝
2021年12月23日
わたしが住む那須のリゾートマンションの隣にあるホテルでは毎日ミニコンサートが開かれています。30分+アンコールという構成です。けっこうおしゃれですよ。ホテルの宿泊客が聴くというのがメインですけど、隣接するマンションの住人ですからホテルで飲食して、それで買い物でもして、その帰りにコンサートを聴かせてもらうことがあります。この方はとても素敵な声の持ち主なんです。このコンサートもずっとコロナで閉じていましたが最近ようやく再開しました。閉鎖している間はアルバイトで凌いでいたそうです。まさにミュージシャンにとっては悪夢をもたらしたコロナ禍だと思います。久々にこの方の歌声を聴いて嬉しかったので、気持ちということで金子を包ませていただきました。いわゆる「おひねり」ですね。でもそれなりの金額を包ませていただきました。今までのお礼です。
今日はサポートということでパーカッションの方も来られていたので、その方にも包ませていただきました。わたしも講談という芸人の真似をしていたのでわかりますが、もしわたしが一人だけに包めばそれは分けざるをえません。でも最初から人数分おひねりをわたせば、もうわける必要はありませんので、わたしが思う金額がそのまま受け取ってもらえます。小さな気配りですけど。ここで寄付の話も時々書きますけど、寄付も渡しておしまいじゃ心がこもりません。寄付して感謝させるのではなく、恩返しという心持ち。おひねりみたいに直接じゃないけど何かのお礼ということだとわたしは考えます。だから受け取ってもらってありがとう、これが寄付の本来あるべき姿だとわたしは思います。
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