金持ちの道楽発言で紛糾する理由

2021年12月13日
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株ネットの事件簿(誹謗中傷対策など)
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岡山に雲海に浮く城があるようで霧が多い地方なんですかね
それにしても
宇宙じゃないけど高いところからの景色ってのは確かに気分がいいですよね

テレビでさるコメンテーターが、さる人の宇宙旅行を「金持ちの道楽を見せられても興味がない」と発言したのが原因で紛糾しているらしいです。もしもこの発言がそのままのトーンであれば自分の感想を言っただけで別に批判しているわけじゃない。「金持ちが道楽で宇宙に行くべきではない。」とでも発言したなら批判になるからその批判に批判がくるのはわかるけど、どうもそうは言ってない様子。たぶん金持ちの道楽と表現したことそのものが批判の対象になっているんだと思います。ただそれも、世の中にはそう思う人が実際たくさんいるんじゃないですか? だから多くの人が持つであろう感想のひとつと考えれば、そういう発言をした人を何をめくじらてて批判するんだろうって気がするわけです。もともとそのコメンテーターが嫌いなのかしら? 

関連した発言をする有名人とか芸能人はなんか立場があって損得で発言している印象がありますね。ネットで匿名で発言している人たちはおおむね「金持ちの道楽」発言に批判的なんですけど、これは国民が皆そう思っているんじゃなくて、批判したい人がその道具としてネットで書き込んでいるという気がします。多数の人は興味がないってのは本当のところじゃないでしょうか?金持ちの道楽って言葉も、別にそんな悪い意味ではないと聞けばいいのに、ことさら悪意だと強調している節がある。これってロイヤルカップルへの誹謗批判も似た部分があって、ネットではまるで世論を代表するかのごとき発言で溢れているけど、ネットで書き込みなんかしない、いいねもしない多数の人はそれほどまでに怒ってないとわたしは思います。

批判したい人がネットを利用する。つまりネットというものを他人を攻撃する道具として使っている人たちがいるということです。でもその背景には屈折した個人の事情や感情があって、それを匿名でかつ正論を装うことでなんとなくまともそうに見せている。考え方を変えると、こういうことは過去にはマスコミの常套手段だったわけです。面白おかしく書き立てて商売もするし溜飲も下げる。今はそれが個人でもできるようになったということじゃないでしょうか? なんか宇宙旅行も特別なものじゃなくていつかは普通の人も行けるようになるってのと似てるかもって気がしますね。今は誰でも気軽にネットで個人攻撃をしたり悪口を言って鬱憤を発散できる時代になりましたってことですが、これは実は間違っていて、鬱憤とか愚痴とか不平不満て言葉とか文字にして吐き出すとそこでまた大きくなるんです。吐き出して体から出ていく気がするけど体に舞い戻ってそれで文字はずっと残って補充される。体にも心にも悪いと思いますよ。
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